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2015年7月3日金曜日

人間はイヤなシナリオは知りたくないし、最悪の場面を描くことを避けたいと思うものである。
第二次世界大戦中の日本の軍部も、まさに根拠のない楽観論にとらわれていた。
敵の実力を見ないようにして、自分達の力を過大評価していた。
日本海軍は大きな作戦を実行する前に図上演習を行い、作戦の成否をシミュレーションしていた。
図上演習とは、ドイツから導入された作戦シミュレーションで、敵味方の戦力を数値化し、サイコロを振って発生確率を決定しながら図上で作戦を進行し、勝敗を予測する方法である。
ミッドウェー作戦の少し前、連合艦隊司令長官や各策謀が集まり図上演習をしたところ、結果はアメリカの空母が日本軍を待ち伏せし、日本空母4隻のうち2隻が炎上沈没、アメリカの勝利となっていた。
しかし、図上演習をしていた参謀達は、「そんなはずはない」「演習が間違っている」「大和魂で頑張る」とアメリカ軍の能力を低い値に修正して、もう一度演習を行い、なんとか作戦が成功するように持って行ったが、こんな演習は実践では役に立たなかった。

2015年6月30日火曜日

この週末に自宅を引越した事もあり、落ち着いてからと、先送りしていた郵便物を確認したところ。。。
毎月5000円支給してもらえる児童手当の申請手続きが、本日6月30日締切という事に気付きました。
「出勤前に役所まで出向いて書類を提出するのは面倒だから、もう諦めようかな?」と一瞬思ったのですが。。。
ふと、
「みずほ銀行の定期預金の金利が0.025%だから、年間6万円を定期預金の利子で得る為には、いくら預金が必要なんだろう?」
と電卓をたたいて。。。
「2億4000万円を定期預金しないと年間6万円の利子は得られない」ことが判明し、急いで役所に向かいました!

2015年6月29日月曜日

知恵ある者の最高の喜びは、知り得ることを知ろうと努力し尽くし、知り得ないことを静かに敬うことである。
by ゲーテ

2015年6月24日水曜日

積立投資の発展型として「リレー投資」という方法がある。
販売手数料が無料で少額から定額購入できるインデックスファンドを毎月積み立てて100万円になったら売却し、信託報酬は安いが販売手数料が高いため少額投資には向かない海外ETFに乗り換えるという手法である。
手順的には難しくはないが問題は、インデックスファンドの売却から海外ETFの購入まで、1日で完結できず数日必要となるため、その間で相場が上昇してしまい、インデックスファンドと同等の海外ETFが買えなくなってしまう恐れがある。
そこで対応としては「生活防衛資金」の現金を一時的に使用し、インデックスファンドの売却と海外ETFの購入を同日にやり、インデックスファンドの売却資金が現金化されたら、生活防衛資金に戻す方法がある。
しかし、最近はインデックスファンドの信託報酬の水準が、競争によって下がってきており、このリレー投資のメリットが減ってきている。
インデックスファンドの信託報酬は10年前は年率1%程度だったのが、現在では年率0.4%程度まで下がっており、コストが半分以下となってきている。
ここまでコスト下がると、リレー投資で一時的にかかるコスト(売買手数料、為替手数料、利益への課税)と手間を考慮すると、インデックスのままずっと運用を続けた方が、効率的かもしれない。
国内株式のインデックスで「日経平均」は有名で馴染みやすいインデックスである。
しかし忘れてはならないのは、2005年4月の銘柄入れ替えの際に、実質的に中身の50%強が一気に入れ替わり、これが市場参加者に利用された結果、市場の変動とは関係のない10%以上の下振れを起こし、前後に連続性の断絶が起きたという出来事である。
この時の銘柄入れ替えは225銘柄中30銘柄だったが、ポートフォリオとしては50%以上の入れ替えとなってしまっていた。
この時の銘柄入れ替えでは、証券業界が2000億円以上のトレーディング益を稼ぐ一方で、日経平均連動のインデックスファンドへの投資家や、日経平均先物をロング(買い持ち)していた投資家などが大きく損してしまった。
このように日経平均は株価が高い銘柄の影響度合いが大きく、ポートフォリオとしてのバランスにやや難がある。
「外貨預金」は「預金」という名前が親しみやすいため愛用者が多い。
しかし、外貨建てのMMFやFXによる為替ポジションよりも為替の手数料が高く設定されているため、円安になった時には儲けがより少なく、円高になった時の損はより大きいので、100%ダメな運用商品である。
運用商品の評価では、円安になるのではという「市場の予測」と「商品のコスト」を分けて考えることが重要である。
金融機関の営業は顧客に対して、「市場の予測」と「商品のコスト」を混同させて、ダメ商品を売り、手数料稼ぎをしようとする。
NISAとDCを最大限に有効活用する方法としては、両制度の特徴を考慮すればよい。
DCでは「運用商品のスイッチングが可能」であり、市販の運用商品より「手数料が安い商品稼が選択肢にある」事が特徴である。
つまり、外国株式のインデックスファンドをDCに割り当てることが正解となる場合が多い。
NISAでは、「途中で売却すると非課税対象枠から外れてしまう」のが特徴である。
つまり、NISAに向くのはインデックスファンドの長期投資であり、DCでは信託報酬が安いETFに投資できなので、TOPIX連動ETFをNISAに割り当てるのが良い。
具体的には、生活費とは別に余裕資金が1000万円あり、そのうち600万円をリスク資産に投資が可能と考えるならば、DCで200万円分の外国株式インデックスファンドに投資し、NISAで100万円分のTOPIX連動ETFを購入する。
その他に普通の証券口座で外国株式のインデックスファンドに100万円、TOPIX連動のETFに200万円投資すれば良いと考える。
全体を最適化しながら、DCとNISAに各々最も得な投資商品を割り振るという考え方をすればよい。