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2015年6月8日月曜日

2014年4月にナイジェリアで女子高生300人を誘拐してイスラム教に改宗させた事件を起こしたことで有名になったイスラム過激派の「ボコ・ハラム」とは通称である。
正式名称は、「宣教及びジハードを手にしたスンニ派イスラム教徒としてふさわしき者たち」(公安調査庁の訳)というアラビア語である。
西洋流の教育を排斥することから、「西洋の教育は禁止(罪)」という意味の「ボコ・ハラム」と呼ばれるようになった。
「ボコ」はナイジェリアの多数派民族ハウサ族の言葉で「偽りの教育」という意味で、「ハラム」はアラビア語で「禁止」ないしは「罪」となる。
イスラム国の目標は2020年までにスペインからインドまでの地域を征服することである。
インド大陸の大半は、17世紀から18世紀にかけてイスラム王朝であるムガール帝国が支配していた。
スペインは、イスラム王朝が支配していた時期があり、キリスト教徒が奪回した。
イスラム国は、かつてのイスラム教徒が支配し、その後失った土地を取り戻すことを目標にしている。
そして、オスマン帝国が領土を拡大した統治手法を踏襲しており、支配地域のキリスト教徒に対して人頭税を払えばイスラム教への改宗は強制しない。
イラク軍はシーア派主体で、イラク北部のスンニ派地域を守っていた部隊は、イスラム国の武装勢力に攻撃されると逃げ出してしまった。
そのためイスラム国の過激派組織は米軍がイラクに供与した最新兵器を手に入れた。
現在、米軍が空爆している装甲車は、皮肉なことに全て米国製なのである。
「平成26年度市町村税課税状況等の調」によると、住む地域による所得格差の状況が理解できる。
ちなみに「平均課税対象所得」というのは、自治体に住む所得税納税義務者の一人当たりの所得控除後の平均課税対象所得であり、港区の場合だと所得税を納税している人の平均年収は1800万円程度となる。
<市町村税の平均課税対象所得ランキング(上位15)>
1位  港区     1,267万円
2位  千代田区     899万円
3位  渋谷区     756万円
4位  芦屋市     632万円
5位  北海道猿払村  626万円
6位  目黒区     616万円
7位  中央区     593万円
8位  文京区     581万円
9位  世田谷区    536万円
10位 長野県軽井沢町 514万円
11位 新宿区     508万円
12位 岡山県鏡野町  505万円
13位 武蔵野市    503万円
14位 神奈川県葉山町 472万円
15位 鎌倉市     468万円
<市町村税の平均課税対象所得ランキング(下位10)>
1741位 熊本県球磨村  194万円
1740位 熊本県山江村  199万円
1739位 北海道上砂川町 200万円
1738位 秋田県東成瀬村 201万円
1737位 岩手県九戸村  203万円
1736位 沖縄県大宜味村 205万円
1735位 高知県大豊町  206万円
1734位 沖縄県国頭村  207万円
1733位 秋田県藤里町  208万円
1732位 沖縄県今帰仁村 208万円

2015年6月5日金曜日

イスラム教の教典である『コーラン』は、現地では正しくは「クルーアン」と言うが、英語で「コーラン」と表記されたため『コーラン』と言われている。
『コーラン』は、預言者であるムハンマドが聞いたという神の言葉である。
預言者とは、未来を予言するのではなくて、「神の言葉を預かる者」という意味である。
ちなみに神は人間に直接話しかけることはなく、間に通訳が入る。
例えばイエスのはマリアは、「受胎告知」を天使ガブリエルから伝えられた。
キリスト教における「ガブリエル」をアラビア語読みすると「ジブリール」となり、神の言葉を預言者ムハンマドに伝えたのはジブリールで、同じ天使なのである。
ムハンマドが神の言葉をジブリールを通じて知り、それを一生懸命暗記して人々に伝え、周りの人もひたすら暗記していたが、ムハンマドが亡くなった後、言葉ほ覚えていた人が戦争で死んでいき、みんなで覚えている事を書き出して本にまとめたものが『コーラン』になった。
だから、元々声に出して神の言葉を暗唱していたので、『コーラン』は声に出して読むべきものという意味であり、黙読するのではなく、必ず声に出して読むことになっている。
キリスト教社会において、キリスト教と経済の関係について、有名な古典であるマックス・ウェバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』では、近代資本主義の成立とプロテスタントの倫理の関係性が考察されている。
お金持ちになって十分稼いでいても、無駄遣いをせずに、さらにお金を稼ごうとするのが、資本主義の精神であり、一生懸命働くから資本主義経済は発展したと考える。
マックス・ウェバーは、ドイツにおいてビジネスで成功している人の宗教を調べ、その結果、経済的に成功しているのは何れもプロテスタントであり、それもカルヴァン派であると気づく。
なせカルバン派だけが経済的に成功しているのか、そこに資本主義の精神と宗教的な倫理が関係しているのではないかと更に調べ、その結果、プロテスタントの考え方と、特に厳格なプロテスタントであるカルヴァン派の考え方が資本主義の精神を形作る上で自由様な役割を果たしている事に気付いた。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つとも一神教であり、いずれも神によって世界が作られたのだから、いずれ世界は終わりが来るという基本的な考え方は兆通している。人間は死んでも世界の終りが来るまでずっと地中でその終わりを待ち、世界の終りが来たら死者はよみがえり、最後の審判を受け、天国に行くか地獄に行くか分かれていく、と考えている。
しかし、カルヴァン派の考え方は、「神は絶対だから、人間は生まれた時から死んだ後に、天国に行くか地獄に行くか、全て決められている」と考える。
だから「自分は天国に行けるかどうか分からないけど、天国に行く事ができる人間はきっと勤勉な人間であるはずなので、一生懸命働こう」と考えるのである。
宗教改革で生まれた新しい宗派であるプロテスタントは、ヨーロッパでカトリックから迫害を受け、新天地のアメリカ大陸を目指すことになる。
だからアメリカの建国の精神は、プロテスタントの考え方が定着しているのである。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つの宗教は、実は同じ神を信じている。
イスラム教ではアッラーの神という言い方をするが、アッラーというのはアラビア語で「神」「唯一絶対の神」という意味である。
ユダヤ教の教典『旧約聖書』には、神のところにヤハウェとあるが、これはヘブライ語で「神」という意味で、英語のゴッドと同じである。
全て同じ神のことを、英語かヘブライ語かアラビア語で言っているという、単なる違いにすぎない。
イスラム教はアッラーの神を信じているわけではなく、唯一絶対の神を信じている。
そのいい例が、エジプトの「コプト教」というキリスト教徒の一団で、イエスがゴロゴダの丘で十字架にかけられた後、迫害を恐れたキリスト教徒たちが地中海を渡ってエジプトに辿り着き、キリスト教の教会を建てた。
だからコプト教は初期のキリスト教の性格を残している。
彼らはエジプトに住むアラビア人だから、話す言葉はアラビア語で、コプト教のキリスト教徒達は、キリスト教の神のことをアッラーと呼んでいる。