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2017年12月15日金曜日

人事(じんじ)と書いて「ひとごと」と読む。

2017年12月14日木曜日

2016年8月時点で、日本銀行とGPIFを合わせた公的マネーが、東証1部上場企業1970社のうち4社に1社にあたる474社の実質的な筆頭株主になっているという。
自衛隊は、他国を侵略できる構造になっていない。
世界最高水準なのは海上自衛隊の対潜水艦戦能力と掃海能力だけである。
仮に朝鮮半島を攻めるとすると、50万から100万人の陸軍を敵前上陸させる必要がある。
そのためには制空権を取る必要があるので、3000機程度の戦闘機がいる。
更に数十機の空中警戒管制機(AWACS)と空中給油機100機程度が必要となるが、日本にはAWACSが4機、空中給油機が4機しかない。
つまり本格的な海外派兵をしたり、戦力を投入して外国を占領できる軍事力を持っていないのである。
ちなみに米軍が日本に置いている燃料は、米東海岸に次いで第2位の備蓄量の神奈川・鶴見をはじめ、第3位の長崎・佐世保、そして青森・八戸の3ヶ所で1107万バレルあり、これは第7艦隊を半年間、戦闘行動させることができる量であり、これを海上自衛隊が使うとすると2年間は活動できるという。
先進的な企業においては、人材を採用するにあたって応募者の資質を見極める際に、情報編集力が重要視されるようになってきている。
グーグルの入社試験の問題はとてもユニークで、過去にはこんな問題が出たという。
「スクールバスの中にゴルフボールを詰めるとすると、どれだけ詰められるでしょうか?」
この問題に対して、グーグルが求めている答えは1つではない。
とてつもなく難解な数式を駆使して物理学的に証明する人が合格する一方で、「スクールバスに乗っている子供は詰めたゴルフボールを外に放り投げてしまうだろうから、結局1つも入らない」といった文学的な答えをする人も採用されるという。
それぞれが自分の知識と経験を駆使し、与えられた設問に対して短時間で納得解をプレゼンする事が求められている。
頭の回転の速さである情報処理脳だけではなく、頭の柔らかさである情報編集脳が問われている。
戦争がロボット同士で行われる映画のような未来ももう現実になり始めている。
狙撃目的の武装ロボットは2007年から実践配備されており、米軍の軍用機の31%は無人機になっているという。
掃除ロボット「ルンバ」のアイポット社は、「パックボット」という戦車のようなタイヤでカメラを積んだ軍事用ロボットを供給している。
村上龍は、小説『半島を出よ』(幻冬舎)を書いた理由として、北朝鮮という国のことを知らなかった事を挙げている。
そして、そこにはどういう考え方をする人間が生きているのか知りたかったのだという。
構想から10年を経て、執筆をスタートさせた。
あとがきには、『脱北者』という本に刺激され、ソウルで十数人の脱北者に一人あたり3時間ほど取材したと書かれている。
参考文献は、北朝鮮関連だけで95冊。
住基ネット・預金封鎖・対米関係・地政学関連で21冊。
国際法関連で7冊。
少年兵関連で6冊。
軍事・安全保障・特殊部隊。兵器・武器関連で26冊。
火薬・爆破・発破関連で11冊。
建築設備関連で13冊。
虫・爬虫類・ヤドクガエル・毒関連で14冊。
医学関連で8冊。
九州経済関連で4冊。
全てを合わせると205冊の書籍が引用されている。
他にもリアリティのある表現の参考に、特殊部隊やテロ対策の映像資料が38本、「金日成主席は我らとともに」という音楽CDも5本参考にしたとされている。
つまり、『半島を出よ』を読むということは、村上龍氏がそれに傾けた人生を読む事にも繋がる。
構想から10年の思索と200冊を超える書籍や資料、大量のインタビュー取材という投資を行って考え抜いた物語を共有することなのである。
エジプト考古学者の吉村作治氏は、子供の頃に、いじめられっ子だったという。
そのため休み時間に教室に居場所がなく、いつも図書室に逃げていた。
その時に出合ったのが、『ツタンカーメン王の秘密』という本だった。
それが面白くて、本の世界に入り込むことで、いじめられていることも忘れられたという。
結局、それが世界的に著名なエジプト考古学者を育てることになるのである。
1冊の本が、いじめられっ子を助けることもある。
本を読んで自分の世界観を広げ、いじめっ子とは別のステージに立つのである。