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2013年12月22日日曜日

日本では1974年にアフラックが、がん保険を最初に発売してから、がん保険の加入率は2010年で33%と、日本人の3人に1人が加入している。

しかし、これほど、がん保険が普及しているのは、日本と韓国、台湾だけだというが、日本、韓国、台湾だけに、がん患者が多いというデータはない。

アメリカでは1980年代に、米国上院高齢化問題特別委員会が、「がん保険:不安をあおって利益を上げる仕組み」というレポートを作成している。
これによると「販売においては、不安をあおる方法が取られている」「多くの会社はがん保険の販売を促進いるにあたって統計を誇張してい」と報告されている。

アメリカでは普及していない、がん保険が、日本では爆発的に売れている。

がん保険の常套句として、「がんによる死亡は年々増加」と言う文言が使われるが、人ががんで死ぬ確率は横ばいで、増える傾向はない。
がんによる死亡者が増えているのは、日本では高齢者が増えているからである。

年齢別に区切ると、がんに罹る人は30代・40代では100人のうち1~3人、50代は20人に1人、60代は10人に1人、70歳以上は5人に1人というデータがある。

つまり、がんに罹る確率は「若い時は低く、年齢が上がるとともに高くなる」のであり、がんの死亡率も、年齢が上がるほど高くなるのである。

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