Amazon

2018年7月26日木曜日

イギリスは、他国への侵攻や植民地など非人道的な事を多々行ているが、自国民の自由や人権の保障につしては、間違いなく世界で最も早く制度を整えたといえる。
1215年にはマグナ・カルタにより「国王が勝手に課税できないこと」「国民は法か裁判によらなければ生命や財産を侵されないこと」「事業や交易の自由」などが完全ではないが認められている。
これはフランス革命に先立つこと約600年となる。
そして1628年の「権利の請願」、1688年の「名誉革命」を経て、国富論の時代には、国民の自由や人権の保障は、ほぼ現代に近い形で認めらていた。
それが、イギリスの経済的な成功の一番大きな理由であるとアダム・スミスは述べている。
つまり、自由や人権の大切さを経済的な面から解き明かしたのである。
国富論では、全編を通うじて、自由や人権の大切さか訴えられており、思想書でもある。

0 件のコメント:

コメントを投稿