インド人は、ターバンを巻いているイメージがあるが、実際にター バンを巻くのは、インドの人口の2%のシク教徒だけ。
シク教は、西から入ってきたイスラム教の影響を受けて、ヒンドゥ ー教徒の一部が一神教に変わった新しい宗教で、男性は髪の毛を切 ってはいけないとされるので、伸びた髪をターバンを巻いて押さえ ている。
ごく少ないシク教徒の姿が、インド人のイメージになった原因は、 英国のインド植民地支配までさかのぼる。
多くのヨーロッパの国々が植民地を支配する時には、必ず少数派に よって多数派を支配させてきた。
フランスはインドシナで、ベトナム人を使ってカンボジアを支配し 、英国は香港やシンガポールを連れて行ったインド人に支配させた ので、今でも香港とシンガポールには大勢のインド人がいる。
インドでは、少数派のシク教徒を重用し、多数派のヒンドゥー教徒 とイスラム教徒を、支配した。
シク教徒は、ヒンドゥー教徒と違い、カースト制度がないので、才 能があれば誰でも取り立てられエリートになれ、世界各地に英国人 に連れられていくようになり、ターバンを巻いたインド人のイメー ジが世界に定着した。
インドでは今でも植民地支配の名残りもあり、警察や役所の上層を カーストに関係なく実力で上にいける、シク教徒が押さえている。
シク教は、西から入ってきたイスラム教の影響を受けて、ヒンドゥ
ごく少ないシク教徒の姿が、インド人のイメージになった原因は、
多くのヨーロッパの国々が植民地を支配する時には、必ず少数派に
フランスはインドシナで、ベトナム人を使ってカンボジアを支配し
インドでは、少数派のシク教徒を重用し、多数派のヒンドゥー教徒
シク教徒は、ヒンドゥー教徒と違い、カースト制度がないので、才
インドでは今でも植民地支配の名残りもあり、警察や役所の上層を