Amazon

2018年2月1日木曜日

OECDの調査では、日本は再配分政策を行った後の方が貧困率が上昇するという。
厚生労働省がホームレスの人数を調査する際には、「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故無く起居の場所として日常生活を営んでいる者」を、「全市区町村における巡廻による目視調査」によってカウントしている。
つまり、特定の目星をつけた場所を訪ねて数えるわけだが、調査は昼間に行われるため低めにカウントされることや、本当は追い出し活動の結果として減っていることが、何らかの好転の兆しであるかのように語られるなど、問題点が多い。
ハウジングプアの女性の多くが、ホームレスとはカウントされず、ネットカフェか、取り敢えずの恋で転がり込むか、風俗の寮に入るか、運良く友人の部屋に居候するか、ルームシェアで毎日をしのいでいるという。