Amazon

2018年3月27日火曜日

陸上自衛隊は、全国158ヶ所に拠点を待ち、13万5千人の自衛官が配置されている。
海上自衛隊な航空自衛隊とは異なり、陸上自衛隊が配置されている場所は基地とは呼ばず、駐屯地あるいは分屯地と呼ばれる。
基地とは戦闘機が離着陸する滑走路や艦艇が停泊する港など、移動できないものがある場所のことである。
陸上自衛隊の部隊は、有事の際には作戦ごとに移動して展開するため、あくまで「今はここにいます」という事で、駐屯地と呼ばれる。
首都東京を防衛するのは東部方面隊の練馬駐屯地にいる陸上自衛隊第一師団である。
この部隊は、都市部における市街戦を想定しており、装備を軽くして機動力を重視している。
航空自衛隊が航空管制し、民間機も使用する共有空港は、全国に7ヶ所ある。
札幌丘珠空港
新千歳空港
三沢空港
茨城空港
小松空港
米子鬼太郎空港
徳島阿波おどり空港
アメリカから購入し、2016年9月に引き渡された最新鋭ステルス戦闘機のF-35Aは、次世代の主力戦闘機である。
価格は1機140億円で、これを自衛隊では今後42機調達する予定となっている。
この戦闘機のシステムで画期的なのは、パイロットがかぶるヘルメットで、値段は1つ4500万円もする。
F-35Aの機体には様々な方向に赤外線カメラが付いており、この赤外線カメラはヘルメットと連動している。
パイロットが下を向くと、真下の光景が映し出される。
本来、そこには機体があるので、操縦席から下は見えないはずだが、見える仕組みになっている。
パイロットが顔を動かせば、コクピットにいながら上下左右360度、全て見渡せ、真後ろも見れる。
赤外線カメラなので、夜間もはっきりと敵機を認識する事が可能となる。

2018年3月26日月曜日

「謙虚」とは納得する力のことである。
納得できない理由を他人に求めてはならない。
勉強しなければ納得できないことに気付き、やってみなければ納得できないことに気づかねばならない。
自分から「納得しよう」という姿勢で人の話を聴く人は納得させてもらえる。
その謙虚な姿勢に対して、周囲は応援してくれるようになる。
海上自衛隊の自衛官は、船舶や潜水艦に乗りっぱなしとなるので、曜日が分からなくなってしまう事があるという。
そこで週に一度、金曜日には必ずカレーライスを食べて、「今日は金曜日」と曜日感覚を取り戻している。
これが「海軍カレー」と言われるもので、旧日本海軍からの伝統で、基地ごとに特徴を生かしたオリジナルカレーがあり、お互いに競い合っているという。

2018年3月23日金曜日

為替と金利に関する定義がある。
定義1
金利の高い通貨は下落する。
金利の低い通貨は上昇する。
定義2
通貨が下落すると金利が高くなる。
通貨が上昇すると金利が低くなる。
通貨が下落すると輸入品価格が上がる事で物価が上がる。
インフレになると、それを上回る金利でなければ銀行に預金をしなくなるので、銀行は金利を引き上げる。
よって、通貨が下落すると金利は上がる。
この因果関係を逆にした「金利の高い通貨は下落する」という非常識な定義も正しいことが分かる。
このように通貨ごとの金利差があっても為替レートの変動で最終的には損も得も無くなることを「金利平衡説」という。
金融市場では通常、インフレ率と金利は同じように動くので、購買力平価説と金利平衡説は両立可能である。
効率的な市場では、長期においては、異なる通貨の購買力や金利を同じにするように為替レートが変動している。
為替とインフレ率に関するシンプルな定義がある。
定義1
インフレなら通貨は下落する。
デフレなら通貨は上昇する。
定義2
通貨が下落すればインフレになる。
通貨が上昇ればデフレになる。
かつては為替レートは国力を反映するものとされ、高度成長期に円高ドル安が続いたのは、日本経済が強くなりアメリカ経済が没落しつつあるからだと説明されてた。
バブルが崩壊すると、日本が不況に苦しんでいるのに円高にるのはおかしい、アメリカの陰謀説が一世を風靡したこともあった。
しし、為替レートはインフレ率によって変動するたけで、理論上は景気が良いとか悪いとかとは関係ない。
好景気でもインフレなら通貨は下落し、不景気でもデフレなら通貨は上昇する。