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2015年4月29日水曜日

東京証券取引所の株取引がコンピュータ化される前には、「場立ち」といって、証券会社から派遣されている人達が、投資家から電話で受けた売買注文を受けて、売り手と買い手が両手を使って、個別の会社のイメージを手の動きで表して、取引をしていた。
例えば、「投げキッス」は、カルピスの事で、当時のカルピスは初恋の味というのが謳い文句だったから、この手の動きで表現した。
日が出るような格好をしてクイッとビールを飲むマネをすると、アサヒビールを意味した。
1946年7月に、フランスのデザイナーが、衝撃的な女性の水着を発表した。
1946年当時、ちょうどビキニ諸島で原爆実験が頻繁に行われており、原爆のような衝撃的な水着だ、という訳で「ビキニ」と名付けられた。
ビキニの水着は、アメリカの原爆実験が行われたビキニ諸島から来ているのである。
朝鮮戦争勃発直後に、韓国は北朝鮮軍にあっという間にソウルを攻め落とされ、北朝鮮の進軍を止めるために、ソウルの中心を流れる漢江(ハンガン)という川に架かっていた橋を、韓国市民が渡って逃げている最中に爆破した。
大混乱の中で橋を爆破したので、大勢の犠牲者が出てしまった。
現在もあらかじめ韓国のソウルの橋には、北朝鮮が攻めて来たらいつでも爆破して橋を落とせるように、爆薬が仕掛けられている。
またソウルの北側に走る国道には、あちこちに山の中を通っている訳ではない人工的なトンネルがあり、ここに爆薬が仕掛けられている。
いざという時は、トンネルを破壊して、北朝鮮の進軍を阻止するようになっている。
北朝鮮で最初の国会議員を選ぶ選挙は、小選挙区制で実施され、ひとつの選挙区から1人だけを選ぶ選挙だったが、それぞれの選挙区で立候補したのは1人だけだった。
国民はその1人の候補者を認めるかどうかを投票するという選挙だった。
投票所に行くと投票箱が2つあり、選挙で支持する場合は白い投票箱に投票用紙を入れ、支持しない場合は黒い投票箱に投票用紙を入れるというものだった。
皆んなが見ている前で、黒い投票箱に投票する人は存在せず、圧倒的多数の国民の支持で、朝鮮民主主義人民共和国が設立された。
現在も、代議員(日本の国会議員に当たる)を選ぶ選挙は定期的に実施されており、投票の方法は少し変わっている。
小選挙区制でそれぞれの選挙区で1人だけが立候補し、その候補者を承認するかどうかだけの選挙だが、投票箱は一つだけになっている。
投票用紙を受け取った後、支持する場合は何も書かずにそのまま投票箱に入れる。支持しない場合は、記載台まで行き、投票用紙に×印を記入してから、投票用紙に入れるのである。
皆がみている前でわざわざ記載台に行く人は存在しない。