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2018年7月29日日曜日

国立の中高一貫校は、公立中高一貫校よりも私立中高一貫校に近い存在である。
公立中高一貫校同様に学費き無料だが、地域の教育委員会の管理下ではなく、国立大学法人の管理下にあるので、独自色が強い。
明治時代から続く伝統ある学校が多く、その点でも私立名門校に肩を並べる。
子供は教えたようになるのではなく、教えた者のようになる。
中高一貫校では、後輩の目に余る行為に対して、教師の代わりに高校生がたしなめる事がよくあるという。
高校生の存在が、中学生のやんちゃに対する適度な抑止力になっているのて、学校の風紀が乱れにくいという。
未来の自分から注意を受け、過去の自分を指導できるようになってから卒業する、というのが思春期において自律を学ぶ、中高一貫校ならではの学校文化なのだという。