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2013年9月14日土曜日

日本のノーロードインデックスファンドの場合、機関投資家から得られたインデックス運用のノウハウと運用資産を活用して、個人向けファンドを立ち上げるケースが多い。

例えば、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用する「SMT(スマート)インデックスシリーズ」(旧STAMインデックスファンドシリーズ)は、同じグループである住友信託銀行の年金運用資金と同じ方法で運用されている。

SMTインデックスファンドは素晴らしい!
2008年の金融危機では、あらゆる金融資産が全て同じ方向に下落し、分散投資をしていても損失が発生したものの、改めて分散投資の効果が再確認された。

2008年1年間のデータで見ると、日本株は41%の下落、外国株式も53%の下落、中国株は64%下落、ロシア株は70%を超える下落だった。

ところが、日本株だけではなく、日本債権、外国株、外国債権に4分の1ずつ均等投資をしていたら、マイナスは28.6%まで縮小し、分散していた場合のダメージが一番小さくなるという結果になった。
日本銀行が「マネタリーベースの平均残高」をどれだけ増やしているかをチェックせねばならない。

日本銀行関連統計 マネタリーベース