2009年の所得税の税収は、日本の12兆円に対して、アメリカは8659億ドル(77兆9310億円、90円換算)と、日本の6倍以上ある。
アメリカの経済規模は日本の2倍弱なので、経済規模からすると2倍の差となるはずである。
更に、2009年の所得税率の最高税率は、日本の40%に対して、アメリカは35%(現在は39.6%)と低いので、もっと日本の税収があってもよい。
所得税とは、先進国においては、その大半を高額所得者が負担する仕組みなのだが、日本の所得税における高額所得者の税負担率は低い。
いかに日本の高額所得者の税金に抜け穴があるかが分かる。