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2013年10月29日火曜日

ベイン&カンパニーと中国招銀行が共同でまとめたレポートによると、中国で1000万元(約1億2000万円)以上の資産を持つ富裕層のうち、6割が既に移民ビザを取得したか、今後、取得を検討しているという。

さらに、1億元(約12億円)以上の富裕層では、27%が既に移民として移住を果たしている。
中国は日本の40年後を歩んでいる。

日本は終戦(1945年)から東京オリンピック(1964年)まで19年、大阪万博(1970年)まで25年だった。

中国は改革開放(1978年)から北京オリンピック(2008年)まで30年、上海万博(2010年)
まで32年だった。

東京オリンピック(1964年)から北京オリンピック(2008年)まで44年。
大阪万博(1970年)から上海万博(2010年)まで40年。
中国では、資産を自由に海外に持ち出すことは法律で禁止されている為、中国では家族の誰かの国籍を替えるという手段が用いられる

中国では、外国籍を取得すると外国人として扱われるので、家族や親戚の中で外国籍を持たせて、その人を通じて海外投資が可能になる。

中国の富裕層が、子弟を海外留学させるのに熱心なのは、このように理由が背景にある。