野蛮人の備忘録
書籍や雑誌を読んで、知り得た事を備忘録としてメモしています。
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2014年6月8日日曜日
世界の繁栄している100万人以上の大都市は、外国人在留比率は
10%を超え、ほとんど国際都市になっている。
ロンドンの人口820万人のうち外国人居住者比率は50%を超え
、ニューヨークは34%、シンガポールは38%、香港は43%、
トロントは45%、ドバイは83%となっている。
シンガポールの人口は543万人(うち外国人38%)で、広さは
23区をやや上回る程度の都市である。
ここに2012年11月現在、2万7525名の在留邦人が暮らし
、1069社の日系企業が進出している。
マレーシアには住民税、相続税、贈与税がない。
この税制面のメリットは、年金受給者にも及ぶ。
日本とマレーシアは租税条約を締結しているので、マレーシアで税
法上の居住者となれば、年金に対して日本で課税されなくなる。
さらに、マレーシアの税法では、年金は原則非課税なので、双方の
国から課税されなくなる。
年金の受取指定口座をマレーシア国内の銀行に設定することも可能
である。
外務省の「海外在留邦人数調査統計」によると、海外に住む日本人
は2011年10月時点で118万人で、前年比3%増加。
北米が45万人、アジアが33万人。
5年前と比べて、全体の伸び率11%に対して、アジアは19%も
増えている。
アジア新興国の一人当たりGDP (IMF資料)
1990年 2011年 増加率
シンガポール 12000ドル 48000ドル 400%
マレーシア 2400ドル 8600ドル 358%
タイ 1500ドル 5100ドル 340%
インドネシア 700ドル 3400ドル 485%
フィリピン 700ドル 2100ドル 300%
ベトナム 98ドル 1300ドル 1326%
ラオス 217ドル 1000ドル 460%
カンボジア 105ドル 900ドル 857%
ミャンマー 68ドル 800ドル 1176%
(参考)日本 24700ドル 45600ドル 184
%
一生の間に女性1人が生む子供の数である「合計特殊出生率」は、
戦後直後の4.5人から、1957年には2.0まで減り、10年
で5人兄弟が2人兄弟になってしまった。
合計特殊出生率が下がった理由の一つに、1949年に優生保護法
(現在の母体保護法)が改正され、経済的理由による中絶が認めら
れた事もある。
また、1959年の『人口白書』には「合理的な生活設計を背景と
した正しい家族計画の普及」として、避妊知識の普及を進め、今か
ら50年前、日本は国を挙げて少子化を推進していた。
更に、衛生状態の改善と医療技術の発展で、乳児死亡率が激減した
ため、出産数を増やす必要がなくなった。
社会構造の変化として、人手の必要な農業から、都会で勤め人の仕
事が増え、働き手としての子供が不要になったことも理由とされる
。
2050年の日本の人口
20~39歳の人数 1658万人
75歳以上が 2373万人
65歳以上だと 3764万人
経営学者のロバート・E・ケリーが著書『The Gold-Collar Worker』(1985年)で、ホワイトカラー、ブルーカラー
などと同じく、職種層や労働力の質をタイプ分けする言葉として「
ゴールドカラー」層という概念を提唱している。
その特徴は、
1.人生における移動距離が圧倒的に長い
→例えば中国の地方出身→米国で学位取得→欧州で仕事をしてい
る
2.誰にも使われない
→形式的には会社に雇われいてても、自分で主体的に仕事を選び
、制かで評価され、頻繁にステップアップの転職をする。
金利2%、ボーナス払いなし、元利均等で住宅ローンを3000万
円借りた場合の利子総額
ローンの年数 利子総額
35年 1,174万円
30年 992万円
25年 815万円
20年 642万円
15年 475万円
10年 312万円
ビジネスの世界で価値の源泉は「他と違う」ということ。
これをマーケティング用語では「差別化要因」という。
他者と決定的に違う何かを持っていれば、必ずそれを「好ましい価
値」と評価してくれる人がいる。
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