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2016年2月3日水曜日

年金や保険は加入する時に「予定利率」という運用利回りが決まっている。
その為、加入中に金利が上がても下がっても、契約時の利回りが最後まで適用される。
この運用利回りは、1993年3月までが5.5%、1993年4月から1994年3月までが4.75%、1994年4月から1996年3月までが3.75%、1996年4月から1999年3月までが2.75%、1999年4月からは2%、現在は1%前後となっている。
銀行預金には預金額に対して利息が付くが、保険商品は保険料から保険会社の経費が引かれ、死亡保障などの保証料が引かれ、その残金が運用されることになる。
運用利回りが高かった時代に入っていた人は、どんなに生保セールスに新保険への切り替えを勧められても、そのまま最後まで入り続けた方がよい。
信用金庫は、基本的にその地域に住んでいる人しか会員になれず、出資もできない。
信金中央金庫という信用金庫の元締めのような金融機関があり、優先出資という形で東京証券取引所に上場(8421)している。
2014年9月の東商一部上場の株課に対する配当利回りの平均は1.75%だったが、信金中央金庫は3%を超えていた。
最近は人気が高く株価が上がり利回りも低下しているものの2.7%程度となっている。
また3口以上持っていると、株主優待で3000円相当のグルメギフト券がもらえる。
株主は個人が9割り以上を占めており、M&Aの心配はない。
信用金庫は、金融機関ではあるが株式会社の銀行とは異なり、会員が出資し1人1票の議決権を持つ非営利法人である。
信用金庫を支えているのは、会員である地域の出資者で、誰でも預金はできるが、一定額以上の貸付や手形割引は、会員にならなければ利用できない仕組みになっている。
会員の出資金は、株式会社の株に相当するが、株と異なるのは、自由に売買ができず、預金のようにいつでも引き出すことはできない。
さらに預金であれば金融機関が破綻しても預金保険機構で1000万円と利息までは守られるが、信用金庫への出資金については対象外となっている。
しかし、信用金庫は非営利法人なので、利益が出たら地域経済や出資者に還元しなければならなので、この低金利時代でも3~5%と高い配当を出している信金も多い。
バブル時代には、10%近い配当をだしていた信金もあったという。
既に会員として出資している場合も、追加融資で出資金を増やす「増口」もできる。
デパートの友の会の積立は、12ヶ月積み立てれば13ヶ月分の利用券が貰えるのが一般的である。
月々1万円を12ヶ月積み立てて13万円の利用券が貰えるので、利率換算すると実質年率は15%を超える。
1年間預けるのは最初の1ヶ月目の1万円だけで、毎月預ける期間が短くなるので、最後の月は1ヶ月しか預けないので、単純に12万円が13万円になり利回りが8%という訳ではない。
つまり12万円を1年間フルに預けた時の利回り8%の倍の15%になるのである。
スルガ銀行では、インターネット支店「ドリームダイレクト支店」で扱う「ジャンボ宝くじ付き定期預金」に預金をすると、利息の他に当選日本一と言われる宝くじ売り場「西銀座チャンスセンター」で購入した宝くじを自宅に届けてくれる。
預入期間は3年で、100万円、300万円、600万円、900万円の4コースがあり、100万円預けると年間ドリームジャンボ5枚と年末ジャンボ5枚の10枚が、3年間で30枚もらえれる。
300万円だと90枚、600万円だと180枚、900万円だと270枚もらえる。
普通の宝くじを買うように連番でもバラでも選べるようになっている。
ちなみにこの宝くじは、福徳の神が祀られている静岡県三島市にある三嶋大社で発売当日に当選祈願をしており、1999年の取扱い開始以来、億万長者は11人、10万円以上の当選者は1305人もいるという。
100万円の当選本数だと、2014年は2おほん、2013年は18本、2012年は25本もいる。
当たり年だった2012年には、1等1億円が2本、1等前後賞500万円が4本もでている。