地中海に浮かぶ人口90万人にも満たない小さな島であるキプロスは、1974年の「キプロス紛争」で島の南北が分断されてしまった。
南側のギリシャ系の「キプロス共和国」は国際的に承認されたキプロス国家の代表となっていて、2004年にEUに加盟し、2008年から通貨もユーロになった。
ちなみに北側のトルコ系の「北キプロス・トルコ共和国」を国家として認めているのはトルコだけであり、通貨はトルコリラである。
ちなみに北側のトルコ系の「北キプロス・トルコ共和国」を国家として認めているのはトルコだけであり、通貨はトルコリラである。
その境界線が緩衝地帯のグリーンラインで、国連のPKO部隊が駐留してるが、南側はキプロス共和国の警察が監視している。
南のキブロスとしては、北を認めていないので、グリーンラインは国境ではなく、国内の治安を守るという意味で警察が警備しているのである。
南のキブロスとしては、北を認めていないので、グリーンラインは国境ではなく、国内の治安を守るという意味で警察が警備しているのである。
このグリーンラインは、首都のニコシアも分断しており、世界で唯一の南北に分かれた首都となっている。
注意が必要なのは、城壁の外にある検問所から南側に簡単に通貨できるが、北側ではパスポートにスタンプを押して貰った場合、南に戻れなくなってしまう。
その為、別紙にスタンプを押してもらい「北キプロス・トルコ共和国」に入り、帰りもパスポートにスタンプを押してもらわないように注意せねばならない。
南側は北側のスタンプを認めておらず、不法滞在になってしまう。
その為、別紙にスタンプを押してもらい「北キプロス・トルコ共和国」に入り、帰りもパスポートにスタンプを押してもらわないように注意せねばならない。
南側は北側のスタンプを認めておらず、不法滞在になってしまう。
南側は世界から国家として承認されており、北側は承認されていない為、単なる南北分断とは異なる複雑な状況になってしまっている。