・日油(東証1部4403)
ミサイルの推進燃料など発射薬。推進薬を製造。
湾岸戦争の時に、パトリオット・ミサイルの誘導装置をライセンス生産した。
・JFEホールティングス(東証1部5411)
子会社(出資比率45.93%)のジャパンマリンユナイテッド(IHIも45.93%を出資)が、2016年度の指名競争入札で護衛艦(1616号艦)の建造を落札。契約金額は409億3200万円。
・日本製鋼所(東証1部5631)
1907年に室蘭市で創業、砲身の製造で旧日本軍と深い関係を築く。防衛省向けには戦車や艦艇の火砲、ミサイル発射装置などの関連機器を納入。
・旭精機工業(名証2部6111)
小口径銃弾の製造で国内唯一の会社で、殆どが随意契約で防衛装備庁の対人狙撃銃用の弾薬を納入、
・豊和工業(東証1部6203)
火器メーカーで、小銃を開発して納入。迫撃砲や無反動砲、閃光発音筒、発煙弾、手榴弾なども製造。
・石川製作所(東証1部6208)
繊維機械メーカーから、機雷や地雷などの防衛機器を製造。
・小松製作所(東証1部6301)
装甲車、軽装甲機動車、自走無反動砲を製造。
2016年には対戦車榴弾の納入が目立った。
・三菱電機(東証1部6503)
防衛エレクトロニクス分野で防衛省との契約実績が第1位。
中距離空対空ミサイルの製造、イージス艦搭載システムの保守業務を請け負っている。
・日本電気(東証1部6701)
グループ企業にNECネットワーク・センサとNEC航空宇宙システムがあり、防衛用の通信電子装置の製造、レーダー情報処理の技術を提供。
2016年度の契約実績は905億円で第2位。
・日本アビオニクス(東証2部6946)
NEC系列の音響機器メーカー。防衛関連事業が4割を占め、自動警戒管制組織システムを受注。
・三菱重工業(東証1部7011)
防衛省との契約実績は2015年度を除き第1位を独占。
地対空誘導弾、哨戒ヘリコプター、機動戦闘車を製造。
国産ステルス「X-2」の開発を担当。
・川崎重工業(東証1部7012)
潜水艦、次期輸送機、中距離多目的誘導弾を製造、輸送ヘリCH-47の修理を担当。
・IHI(東証1部7013)
ジェットエンジン生産で国内シェア1位。哨戒ヘリSH-60K用のエンジン、防衛省向け航空機のエンジン、ガスタービンを独占。
・名村造船所(東証1部7014)
2014年秋に佐世保重工業を完全子会社化。佐世保重工は防衛省と海上防衛庁向けの艦艇を建造。
・新明和工業(東証1部7224)
前身は「紫電改」で有名な川西航空機。
防衛省向けの飛行艇を製造。
・SUBARU(東証1部7270)
防衛省向けに無人機研究システム、無人偵察機システムを開発。海自初等練習機、空自初等訓練機、空自飛行点検機、救難捜索機を納入。
・東京計器(東証1部7721)
戦闘機用のレーダー警戒装置、潜水艦の慣行航法装置、練習用機の精密機器の開発・改修を請負っている。
・興研(JQ7963)
防塵マスク、防毒マスク、空気呼吸器を製造。
防衛省には個人用防護装備防護マスク、瓦礫撤去作業用マスクの契約実績がある。
・重松製作所(JQ7980)
興研のライバルメーカーで、防衛装備庁との契約では、空気マスク、化学防護服用の送風装置を一般競争入札で落札。