Amazon

2017年12月29日金曜日

第三次安倍内閣の新任閣僚の資産公開で、家族分を含めた総資産が最多だった稲田朋美防衛相が、夫名義で防衛装備品を受注する軍需企業5社の株を保有していた事が判明した。
いずれも2012年12月に発足した第二次安倍内閣で行政改革担当相として初入閣した時の資産公開では保有しておらず、それ以降に購入している。
今回の資産公開によると、夫名義で41銘柄26万株を保有していた。
前回の行革担当相時の資産公開では41銘柄22万1935株だったが、保有株式の入れ替えがかなりあった。
10銘柄2万9671株を売却し、新たに10銘柄6万6000株を購入している。
新たに購入した10銘柄のあち5銘柄が防衛装備品を受注する軍需企業である。
内訳は、三菱重工業3000株、川崎重工業6000株、三菱電機2000株、IHI8000株、日立製作所3000株の計2万2000株である。
閣僚の株保有については、法的な規制はなく、「大臣規範」(2001年1月)で在任期間中の株取引の自粛を定めている。
2016年度の防衛装備庁の契約実績によると、三菱重工が1位で、川崎重工が2位となっている。
三菱重工の契約金額は4532億円で、防衛装備庁が1年間に使った額1兆8397億円の24.6%を占める。

0 件のコメント:

コメントを投稿