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2012年10月28日日曜日

日本初の乳酸菌飲料で現在もナンバーワンのカルピスは1919年に誕生した。
商社マンだった創業者の三島海雲が内モンゴルを訪れた時にジョウヒと呼ばれる牛乳を発酵させた飲み物を飲んで元気になり、帰国して4年後に開発に成功した。
当時、ラムネ1本が8銭だったのに対し、カルピスは1円60銭だった。
誕生以来93年、同じカルピス菌を使っており、味は変わっていない。
カルピスの生産量は、年間2000万本。
イスラム教では「アッラー」(アラビア語)、ユダヤ教では「ヤハウェ」(ヘブライ語)、キリスト教では「ゴッド」(英語)と、それぞれの言葉で神を読んでいるだけで、3つの宗教の神は実は全て同じ。
神社が明治時代初めに戸籍制度を担った時期があった。
江戸時代にはキリシタン取締りのための寺請精度があり、お寺が戸籍係になっていたが、明治初期に神社が引き継ぎ、氏子取り調べということをやっていた。
明治6年には廃止されたので、短い期間ではあったが、氏子の誕生を神社に報告することが義務化されていた。
神社で拝む作法は、明治になるまで神社によって違っていた。
明示40年くらいに、神社祭式作法が定められ、「二礼二拍手一礼」に決まった。
ただし、今でも伊勢神宮では「八度拝、八開手(やひらで)」といって、四回拍って、また四回と八回やったり、出雲大社では四回拍手するなど、伝統的にやっていた作法は認められている。
キリスト教は、もともとパレスチナの地域宗教にすぎなかった。
浄土真宗は、もともと世襲が許されていたが、ほかの宗派の多くは1872年の太政官布告による「僧侶、肉食妻帯蓄髪等、勝手タルベシ」以後、世襲が公になった。
これは、江戸時代以前に比叡山や一向宗らが体制に反抗する勢力にならないように、明示政府が仏教を骨抜きにする政策だったと言われている。
それまでは、僧侶は肉食や妻帯をせず、孤高を守ることによって信者の信頼を集め権威を持っていた。