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2018年6月7日木曜日

ユダヤ人がエルサレムを首都としたい理由は、イスラエル王国が建国する前の紀元前までさかのぼる。
アブラハムという信心深い老人がいて、ある日、神がアブラハムの信仰心の厚さに応えるべくサラムの土地を与える。
この神からもらったサラムの地が、現地言葉で「イエル・サラム」といい、つまりエルサレムだった。
そして、このアブラハムの子孫がユダヤ人なのである。
ユダヤ人がエルサレムにこだわる理由が良く理解できる。
ちなみに、ユダヤ人の知能指数は高く、ノーベル賞の22%がユダヤ人だという。
ユダヤ人は紀元前10世紀頃、パレスチナにイスラエル王国を建国し、その頃からイスラエルの中心都市エルサレムは栄えていた。
縄文時代だった日本の人口が推定10数万人の時代に、イスラエルは500万人の人口だったとされている。
当時の世界人口が5000万人と言われているので、その1割の人口をイスラエル王国が締め、その繁栄ぶりが理解できる。
しかし、その後、紀元前609年にエジプトに支配され、バビロニア、ローマ、イスラム帝国、エルサレム帝国、再びエジプト、オスマン帝国と次々と支配者を変える紛争の地となった。
ユダヤ人の多くは紀元70年のローマとの闘いで敗れたのをきっかけに、イスラエルの地を離れ、世界中に離散していった。
トランプ大統領の娘イヴァンカは、ユダヤ教徒のジャレット・クシュナー氏と結婚し、ユダヤ教に改宗してヤエルというユダヤ名を持っているという事はよく知られている。
しかし、実はそれだけではなく、トランプ大統領には5人の子供がいて、そのうち3人が結婚しているが、その3人とも結婚相手はユダヤ人なのである。
孫が8人いるが、全員ユダヤ教徒なのだという。
この事実を理解するとトランプ大統領が、ユダヤと手を組む理由が理解できる。