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2015年7月31日金曜日

目標を持っていない人は、自分に期待していないことが原因である。
そして、「敢えて自分にはできない」と思うようにして、「チャレンジしない言い訳」にしている。
失敗を恐れるのは、他人の目があるからで、他人の目を恐れるのは自分の評価やイメージが下がると思っているからである。
チャレンジしなければ失敗することはない。
そして失敗しなければ、落胆したり傷ついたりすることはない。
人が目標を持たない、自分に期待しない理由は、「自分が傷つきたくないから」なのである。
「時間がない」と言っている人も同じで、失敗をしたくない人の言い訳である。
「時間がない」ということは、「時間さえあればできる」ということで、自分にはそれをやる能力も意思もあるが、時間がないから仕方ないという言い訳をしているのである。
実際には時間が無いのではなく、やってみて挫折するのが怖い、やってみて成果が出ないのが怖いのである。
「自分はまだ本気を出していない」と思うことで、査定されることから逃げているのである。
経済学の父と言われるアダム・スミスは、道徳哲学者だった。
どうすれば人が幸福に生きられるか、どうすれば幸せに社会が作れるかを考え抜き、その手段の一つとして「富がなければいけない」という結論に至った。
だから経済学を作ったのである。
人脈とは「自分が誰かを知っていること」ではない。
人脈とは、相手が自分を知っていて、相手が自分に一目置き、自分と関わることにメリットを感じてくれているこなのである。
つまり相手に「この人には協力したい」と思ってもらえる事が肝なのである。
その為には自分自身の能力を高め、頼りにされる人間にならねばならない。
アメリカの行動経済学の実験で「ズルをしてしまう構造」が明らかになった。
「自分に言い訳ができる範囲であれば、人は簡単にズルをしてしまう」という。
そして人間は、ズルをしてしまった時には、自分の中で言い訳を見つけて、その行為を正当化してしまう生き物なのである。