会社に4000万円の家(土地2000万円、建物2000万円)を買ってもらえば1600万円の節税になる。
4000万円を普通に賃金として貰えば、税金と社会保険料で約40%かかるので、1600万円を取られてしまう。
しかし、社宅として会社が購入し、退職時に退職金として現物支給してもらうと、社会保険料がかからないので、800万円の節減となる。
建物の価値は木造の場合、耐用年数が22年なので、20年以上住んでいれば、建物の価値は価値はゼロに近く、10年住んでいれば半分くらいの価値が残っている。
退職金の場合、非課税枠があるので、20年勤務すれば800万円まで、30年勤務すれば1500万円まで、40年勤務すれば2200万円まで税金はかからない。
よって、社宅に20年以上住んで、会社に40年以上住んでいれば社宅を退職金として貰っても税金はかからない。
会社にとっても社会保険料の負担が減り、建物価格2000万円に対する消費税100万円分を、納付時に差し引くことができ節税となる。