外交の専門家によると、「領空侵犯」と「領海侵犯」では、次元が全く異なるらしい。
国連海洋法条約で「無害通航権」が保障されており、領海に入ってくるのは、基本的にOKで、無害ならば軍艦でも通っても良いことになっている。
「入ってきたから領海侵犯だ!」と騒ぐのは国際法の素人。
それに対して、「領空侵犯」は入った瞬間に領空侵犯となり、スクランブル発進して警告後、空港に下ろすのが基本となっている。
民間機は撃墜できないが、民間機でなければ撃墜されても仕方なく、領海侵犯とは緊迫感が違う。
外交の常識では、領空侵犯は戦争を覚悟している時にしかやらない。
ジェット機ではなく、操作ミスがありえないプロペラ機できている、今の中国の領空侵犯は、わざと入ってきている。