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2014年9月18日木曜日

ヒルトンのレインボータワーのマウカ(山側)とマカイ(海側)の外壁に31階まで延びる巨大な虹のモザイク壁画がある。
1968年の建設以来、ワイキキの風景で最も有名なランドマークの1つとなっている。
壁画の製作者のミラード•シーツは、ノートルダム大学図書館の壁画「World of Life(生命の言葉)」や、アメリカ合衆国内務省ビル等、生涯で200点近くの作品を遺している。
高さ87メートル、幅8メートルのこの壁画は、世界一背が高いモザイク壁画として、ギネスブックにも登録された。
この壁画も長年の環境的ダメージでタイルの修復が困難となり、425万ドルかけて2014年5月22日に修復作業が完了した。
壁画の復元を担当したのは、世界有数の英国タイルメーカーであるジョンソン•タイル社。
年間500万平方メートル以上の陶製タイルを生産している。
2014年6月23日に、新壁画のお披露目式では1968年当時のように、カフ(神官)によるハワイの伝統的な祝福の儀式の後、地元の有識者が招かれ、ハワイの風景に欠かせない虹の壁画な復帰が祝われた。