Amazon

2014年12月6日土曜日

アメリカのFBIが、シルクロードというネット上の闇サイトを摘発し、取引に使用されていたビットコインを押収した。
その押収したビットコインは、犯罪収益なので、国庫に納入するために検察が売りに出し、円換算で26億円分に相当した。
つまり、アメリカは司法当局が、金融商品として認めたという事である。
米国アーティストのファレル・アィリアムスが作った『ハッピー』という曲は、世界中でシェアされていて、オリジナルバージョンだけで5億回以上(2014年12月5日現在)再生されている。
世界中で『ハッピー』の動画が作られており、日本だけでも京都、沖縄、広島、福島、大分バージョンなど、楽しげなダンスを踊る動画で拡散シェアされている。

スマートフォンを電話だと思っている人が多い。
スマートフォンは、もともと1960年代に開発されオフィスコンピュータに使われていたUNIX(ユニックス)という最強のOSが載っているパソコンそのものなのである。
正確にはUNIXそのものではなく、高性能のLinux(リナック)スというOSの流れをくむスマートフォン用のOS「アンドロイド」が組み込まれている。
一方のiPhoneについても、アップルを追われたスティーブ・ジョブズがネクスト社を設立し、ネクストのOSのベースになっているのがユニックスだった。
スティーブ・ジョブズがアップルに復帰した事により、ネクストのOSが、iPhoneのOSのベースになった。
だから、スマートフォンは携帯電話が進化したのではなく、最強のパソコンが手のひらサイズに小さくなったと理解すべきなのである。
2014年にグーグルが買収したスカイボックス・イメージングが持っている技術は、低軌道衛星システムから地上を撮影して、画像の分解能力は5~10センチくらいまであると言われている。
つまり、宇宙から、地上で歩いている人の顔が認識できるということである。
ビル・ゲイツの個人ファンドからの資金で開発が進められている原子炉プロジェクトがある。
開発しているのは「テラパワー」という会社で、安全な次世代原発を目指している。
「進行波炉(TWR:トラベリング・ウェブ・リアクター)」という新しい原子炉で、「劣化ウラン」というウランの濃縮過程で生じる廃棄物を使った増殖炉の一種である。
劣化ウランは、ウランのゴミなので、含まれるウランの濃度が低く、連鎖的に核分裂が起こる臨界に達しないので、安全性は高い。
最長で100年間、燃料交換なしで運動可能とされている。
小型と言っても10~100万キロワット、それなりの規模であるが、原子炉出力が小さいので安全性は高い。
世界各地に存在する原子力発電所の数は400基を超えており、現在も80基か建設中である。
日本メーカーも海外で原発を受注しており、東芝は中国とアメリカで4基づつ、日立はイギリスで4基、さらにヨーロッパ全体で何基か作ることになっている。
現在、国内には1万7000トンの使用済み核燃料があり、世界では16万トン以上になっている。
アメリカは、フランス革命後に領土拡大を果たした。
フランス革命後、皇帝になったナポレオンは、1803年に北アメリカ大陸の植民地「ルイジアナ州」をアメリカに1500万ドルで売却し、資金を調達し、イギリスとの戦争を始めた。
ルイジアナという名称は、フランスのルイ14世にちなんで、「ルイの土地」(ルイジアナ)と名付けた。
イギリスの植民者が、本国の国王ジョージ2世にちなんで「ジョージア」(ジョージの国)と名付けたのと同じである。
ルイジアナの最大の都市は、ジャズで有名なニューオリンズで、フランスの植民者は、本国の都市オルレアンにちなんで、「ニューオルレアン」と名付け、アメリカに売却されてから「ニューオリンズ」と英語読みで呼ばれるようになった。
フランスの1999年の国勢調査によると、フランス本国に居住する外国人は325.8万人と、総人口の5.6%を占めている。
さらに、フランス国籍を取得した移民は430万6000人と、総人口の7.4%を占めている。
17世紀のオスマン帝国の欧州への侵攻が、その後のヨーロッパ文化に与えた影響がいくつもある。
お酒を飲むことが禁止されているイスラム教徒にとって、日常愛飲されていたのがコーヒーで、「第二次ウィーン包囲」の際に、オスマン帝国がコーヒー豆を大量に残して撤退したことが、オーストリア人がコーヒーを飲み始めるきっかけとなった。
そして、オーストリアから英国のコーヒーハウスやフランスのカフェ文化につながったのである。
カフェはジャーナリストや政治家、芸術家達の情報交換の場として、重要な地位を占めるようになり、カフェ文化を守るために、現在でもウィーンでは、マクドナルドなどのファーストフード店では、コーヒーを扱っていない。
また、「第二次ウィーン包囲」を撤退させたオーストリア人が、オスマン帝国軍の旗に描かれた三日月型のパンを作って食べたのが、クロワッサンの起源になったと考えられている。
そして、オスマン帝国から伝わったチューリップが、17世紀半ばにオランダで、世界初のバブル経済となる「チューリップ・バブル」を引き起こしたのである。