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2014年9月15日月曜日

貯蓄というと、浪費とは反対に美徳であるかのようなイメージがある。
しかし、将来の欲望を極大化して考えているという点では、とても強欲な行為だとも言える。
今だけの欲望ではなく、1年後、5年後、10年後の欲望まで満たそうとしているからである。
会社で領収書の不正請求がバレた場合、法律的には、領収書を書き換えた段階で「私文書偽造罪」(刑法159条)、その領収書を経理に回したら「偽造私文書等行使罪」(刑法161条)、さらにそこでお金を受け取っていれば「詐欺罪」(刑法246条)になってしまう。
お灸を据えられるだけなら幸運だが、会社をクビになった上に刑事事件としと訴追されることもある。
昭和17年の春、ミッドウェー海戦時点の日本海軍の機動部隊は世界最強だった。
航空母艦の数、最新鋭の航空機、そして熟練した優秀なパイロット達とあらゆる点で揃っていた。
ちなみに航空機から艦船に対する爆撃や雷撃の命中率は、当時の米英パイロットの平均値が約50%だったのに対して、日本のパイロットは80%を上回っていたという数字が残っている。
そのに「侮り」の心が生まれるスキができ、その結果が索敵の不徹底、作戦の強引さに繋がり、主力空母4隻を一気に失うという、悲劇的な大敗を招いてしまうのである。
竹中平蔵氏は、一見クールで職場の付き合いなどはしなさそうに見える。
しかし、意外に飲み会には顔を出し、しかも二次会のカラオケなどにも行くそうである。
ただし途中で必ず帰る。
そのテクニックとは、まず2、3曲立て続けに歌い、歌った後にサッと帰ってしまうのである。
周りは酔って盛り上がっているので気付かないし、印象としては、すごく付き合いのいい人という感覚が残るのである。
佐藤優氏の本を読むスピードは200ページの単行本だと、簡単な内容なら10分で読めるという。
特に速読を学んだ訳ではなく、外務省時代に膨大な書類や書籍を短時間で読む必要に迫られて、自然と早く読む技術が身についたという。
現在、出版社から毎月100冊から150冊の新刊本が届き、それら全てに目を通し、その他全部を含めると毎月300冊は読んでるという。
他にも抱えている連載が月約60本で、400字詰め原稿用紙にすると毎日平均30枚以上、1カ月で1000枚の原稿を書いている計算になるという。
仕事をどんどん引き受けているうちに気がついたらここまでできるようになった。
自分の力で処理することができる仕事ならば断らず、負荷をかけ続けてきた結果だという。