昭和17年の春、ミッドウェー海戦時点の日本海軍の機動部隊は世界最強だった。
航空母艦の数、最新鋭の航空機、そして熟練した優秀なパイロット達とあらゆる点で揃っていた。
ちなみに航空機から艦船に対する爆撃や雷撃の命中率は、当時の米英パイロットの平均値が約50%だったのに対して、日本のパイロットは80%を上回っていたという数字が残っている。
そのに「侮り」の心が生まれるスキができ、その結果が索敵の不徹底、作戦の強引さに繋がり、主力空母4隻を一気に失うという、悲劇的な大敗を招いてしまうのである。
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