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2013年4月6日土曜日

税務調査で使われる「特殊関係人」という「愛人」を指す隠語がある。

脱税をしている人は愛人に貢いでいたり、愛人が脱税マーを管理しているケースが非常に多い。

隠語で呼ばれるほど、脱税において愛人の存在は大きい。
日本で事業をしている限りは、普通は領収書を取っておかねばならないが、日本には領収書の保存が全く不要な事業者がいる。

その事業者とは「開業医」で、彼らは経費を計算する必要が無く、現在の税法では売上が5000万円以下の場合、売上に応じて、一定の経費を差し引くことが認められている。

<開業医の経費概算制度>
社会保険診療報酬    経費の算出式
200万円以下     社会保険診療報酬×72%
2500万円~3000万円 社会保険診療報酬×70%+50万
3000万円~4000万円 社会保険診療報酬×62%+290万円
4000万円~5000万円 社会保険診療報酬×57%+490万円

経費を切り詰めても、7割は自動的に経費にできる既得権を勝ち取っている。

他にも、開業医には事業税も免除されており、また事実上、病院に関係する資産は相続税の対象から外されている。