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2015年8月21日金曜日

nanacoカードへのクレジットチャージには色々と制限がある。
チャージ可能金額は1回のチャージが5000円以上2万9000円までで、1枚当たり5万円までしかチャージできない。
チャージ可能回数は、1枚当たり1日3回、月に15回まで、合計金額で20万円までという上限も決まっている。
1回5万円を超える税金を支払う場合は、nanacoカードを複数作るしかない。
ただし1枚のnanacoカードに対して紐づけできるクレジットカードは1枚と決まっているので、クレジットチャージするnanacoカードと同じ枚数のクレジットカードを作る必要がある。
一度の支払で使えるnanacoカードは5枚までなので、1回で最大25万円までの税金支払いが可能となる。
楽天証券では、楽天カードの引き落としで投資信託の積立が可能である。
楽天カードのポイント還元率は1%なので、これだけで投信の利回りが1%アップしたのと同じ効果がある。
2013年8月の科学雑誌「サイエンス」に「知能テストの結果と収入の多寡には明確な相関関係がある」という論文が掲載された。
論文の内容は、インドのサトウキビ農家とアメリカ人ボランティアを対象に、収入が増えた時と減った時の2回のタイミングで知能テストを行うとうものだった。
そして、収入が多い時は知能テストの点数は良く、収入が少ない時は知能テストの点数は悪い、という実験結果となった。
つまり、収入が増えれば知能が高まり、収入が減れば知能は下がるのである。
ここで言う「知能」とは、いわゆる学力というよりも、認知、記憶、予測、判断を始め、仮説を組み立てる力、人間の知的活動全般の土台となる能力のことである。
そして、その知能の高さは常に一定ではなく、どんなに知的な人でも、状況によって、その知能が下がってしまうことがあり、その大きな要因の一つが「収入が減ること」だという。
2013年に話題になった15歳の少年がGoogleとWikipediaで膵臓がんを早期発見する検査方法を見つけたという話。
アメリカのメリーランド州に住むジャック・アンドレイカ少年は13歳の時に親しい人を膵臓がんで亡くした。
それをきっかけにGoogleとWikipediaとオープンな学術サイトPublic of Scienceで膵臓がんについて調べた所、膵臓がんの検査は800ドルもかかるのに、精度は低く3割以上の見落としがある事を知った。
少年は更に検索を続けた結果、膵臓がんを発見するには血液中の少量のタンパク質の発生量の変化を調べる必要がある事が分かった。
そして、膵臓がんに特有のタンパク質8000種をリスト化した資料をネット上で見つける。
少年はこの中のどれかがバイオマーカーになると考え、その1つ1つを検索して調べるという気の遠くなるような作業を続け、4000種の検索を終えた所、バイオマーカーとして有望なタンパク質を見つけた。
そこで少年は、検証実験をするために、膵臓がんの研究者200人を調べ、検証依頼のメールを出したが、199人から断られた。
研究を手伝うと回答をしたくれた1人の研究者のおかげで、ジョンズ・ホプキンス大学で検証した結果、少年が16歳になる直前に、ついに安価で精度の高い膵臓がん検査方法を開発できた。
この方法を使えば、3セントの小さな検査紙で、わずか5分でテストが可能となった。
従来の方法と比べると168倍速く、2万6000分の1以下の費用で、400倍の精度で検査できるという。
この検査方法は、膵臓がん以外の他のガンやHIVなどの検査にも転用が可能とされている。
TEDの彼のプレゼンの中で、次の言葉が印象に強く残る。
Through the Internet, anything is possible.
(インターネットが全てを可能にします)