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2014年9月26日金曜日

借金をするうえで気を付けねばならないのが信用情報である。
個人情報保護が厳しいこの時代の裏で、実は信用情報というとてつもない個人情報がひそかにやりとりされている。
普段生活している分には、あまり意識をしないが、銀行やクレジット、消費者金融などでお金を借りると、その人の借金の額や返済履歴などが信用情報会社で一元化されている。
その人が新たに借金をする場合、それぞれの金融会社が、そこに問い合わせて審査をしたうえで、お金を貸すかどうか、貸せるとしたらいくらまでかを決める。
この信用情報によって、私たちは知らない間に評価され格付けされている。
怖いのは消費者金融からお金を借りているという事実だけで、まず住宅ローンが借りにくくなったり、銀行によっては借りれなくなる。
理由を聞いても、原則として銀行の担当者は融資不可の理由は教えてくれない。
マルクスは毎月の賃金を再生産という視点から3つの要素に分けて考えている。
1つは、衣食住を賄い生命を維持するとともに、リフレッシュすることで、次の1か月を頑張るために、充電を行うためのお金。
2つ目は、家族を養うお金、そこには、子供を作って仕事ができるようになるまで育てるためのお金も含まれる。
これによって世代が続き、労働力が確保されて再生産が可能になる。
3つ目は、教育費で、新しい労働環境に適応するための教育費として、賃金が支払わねばならない。
マルクスは少なくとも、この3つの要素を満たすべく、資本家は労働者に対して賃金を保証せねばならない。
もしそうでなければ、資本の論理に不可欠な再生産が上手くいかなくなり、自分達の首を絞めるというのである。
光通信の創業者・重田康光氏は、針灸専門学校と日大経済学部を中退後、携帯電話販売店を始めたら、ITバブルに乗った。
儲かったカネで自社株を買い増したところ、所有株の最高時の時価総額が7兆4445億円にもなったという。
静岡空港は、乗り入れる全ての航空会社の全ての便が満席になったとしても、静岡県が発表している需要予測に届かない。
世界の交通事故死者は12万人、怪我は500万人。
「クライシス」(危機)の語源は、ギリシャ語で「クリシス」と言って、「決断」という意味。
日本の外交が一番光っていた時期は2つしかない。
1つは明治維新後の1890年までで、教育勅語などが出るまでの23年間。
この期間は軍事力も政治力もなく、外交だけで列強各国の力をみながら政策を動かしていた。
もう1つは、敗戦後から15年の高度成長期までで、この期間は経済力も軍事力もなかったので、知恵を出すのが外交だという認識があった。
三菱グループでは、三菱の名前が付いている冠称会社と、付いていない非冠称会社がある。
例えば、明治生命のような多少危ない会社は三菱の名前を付けることを許されていない。