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2013年12月10日火曜日

ブータンの面積は九州とほぼ同じで、人口70万人。

隣国の中国と国交を結んでおらず、国防は全面的にインドに頼っている。
ブータンの国防費はインドが全額負担し、インド軍700人がブータン国内に駐留している。

ブータンの国家財政に占める自主財源は7割に留まり、残り3割はインドや日本からの援助に頼っている。
他国からの援助を受けながら、国民の医療や教育を無料にしている

GDP至上主義に疑問を呈したブータンなのに、皮肉なことに2011年のGDP成長率は8.1%と東アジアで第2位。(1位はスリランカ)
世界でも11位の成長率となっている。

さらに2012年の経済成長率は12.5%と予測されており、中国を超えている。
デンマークの国民負担率は69.5%だが、医療費と教育費が無料となっている。

大学の授業料も無料で、学生寮も無料で入居できる。
さらに、毎月7万円程度の生活費が、国から支給されるので、アルバイトをしないで学情に専念できる。
日本の女性の就業率が、アメリカ並みに高まれば、日本のGDPは16%増加する。

つまり、今の日本経済の成長率が1.6%とすると、女性参加がアメリカ並みになることで、今すぐに10年後の生活水準と所得水準を得ることができる。
18世紀末、江戸の人口は100万人を超えていた。

当時のロンドン、パリの人口はともに50万人程度。
ニューヨークの人口は、3万3千人だった。