性格や長所・短所を知る助けとなる心理学的手法の一つに「エニアグラム」がある。
エニアグラムは、人の性格を一番エネルギーが出るときを基準に9つのタイプに分け、それぞれの特徴や相性などを知ろうというものである。
2000年前のアフガニスタン地方で体系化されたとされ、その後、イスラム教の一部の州はによって秘伝として受け継がれてきた。
20世紀に入り西洋に伝わり、大規模で科学的な実証実験が実施され、アメリカのスタンフォード大学の心理学部の研究によると、全ての被験者が9つのタイプのいずれかに分類できることが実証された。
これを日本に紹介したのが、当時、スタンフォード大学で学んでいた鈴木秀子であり、著書『9つの性格』はベストセラーになった。