野蛮人の備忘録
書籍や雑誌を読んで、知り得た事を備忘録としてメモしています。
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2014年7月5日土曜日
アメリカの株式相場全体を表すS&P500指数は6四半期連続で
プラスになっている。
これだけ長く上昇が続くのは、1998年に14四半期連続を記録
して以来、16年ぶり。
1928年以降、S&P500指数が6四半期連続で上昇したのは
6回あり、そのうち5回は次の四半期(7四半期目)も上昇してお
り、その平均上昇率は4.1%となっている。
日本は13世紀から700年も「無尽」をやっている。
地方経済において、このシステムが果たした役割は大きく、現在の
地方銀行や信用金庫には無尽を起源とする金融機関も少なくない。
1930年代、日中戦争から太平洋戦争にかけて日本は戦費調達に
困っていた。
当時の大蔵省は苦肉の策として、昭和13年に国民貯蓄奨励局を設
立し、国を挙げて貯蓄奨励キャンペーンを始めた。
戦争が長期化すると更に資金が必要となり、昭和16年には国民貯
蓄組合法を施行し、全国民に貯蓄を強制した。
国民の財産を全て投入したにもかかわらず、敗戦に終わる。
国民の貯蓄を原資に大量に発行した国債は紙屑となり、日本国は、
無一文になり破綻した。
江戸時代の1730年、アメリカのシカゴで誕生する100年も前
に商品取引所が存在していた。
当時、大阪に出回っていた現物の米200万石に対し、2時間で1
20万石の取引があったと、井原西鶴は記している。
大阪では、信用取引という現実にはない商品を売買する仕組みが世
界に先駆けて発明されていた。
そこで1300人のトレーダーが「一手千両の花が咲く」と表現さ
れるほど儲け、売買は活況を呈していた。
『インベスターz』Credit.22
ウォーレン•バフェットは、6歳の時に祖父が営む食料雑貨店のコ
カ•コーラ6本入りパックを25セントで購入し、1本5セントで
バラ売りして儲けた。
6本全て売って30セントを稼ぎ20%のリターンを獲得した。
また、5種類のガムを組合わせてセットを作り付加価値を付けて高
い値段で販売した。
父親が証券会社を経営していた影響もあり、11歳の時に自分がア
ルバイトで貯めた1万ドルで株を買い、3年後の25歳で14万ド
ルに増やした。
14歳で新聞配達のアルバイトでサラリーマン並みの月収を得てい
た。
最初に配達していたワシントンポストだけでは無く、他社の新聞雑
誌の配達も一緒にやる事を思いついた。
自己資金は31歳で100万ドル、39歳で2500万ドルに増大
した。
その後、パークシャー•ハサウェイを通じて、50歳で6億ドル、
60歳で40億ドル、83歳の現在は470億ドルになっている。
これだけの資産がありながら、毎年受け取る報酬は900万円のみ
で、自分が死亡したら資産の99%を慈善団体に寄付すると公言し
ている。
正しいか間違っているかは、他人が賛成するかどうかとは関係ない
。
事実と根拠が正しければ正しい。
by ウォーレン•バフェット
愚か者にも経営を任せられる会社の株を買え。
いつかは愚かな経営者が現れるから。
by ウォーレン•バフェット
運用とは、長期の計画に基づき国債や様々な金融商品を組み合わせ
、リスクを分散させて資産を減らさないようにやり繰りするもので
、金融機関や年金機構など大きな組織の機関投資家が行う仕事。
投資とは、どんな局面でも絶対リターンを追求するので、ヘッジフ
ァンドの仕事。
株に特化したり、為替に特化したものがある。
『インベスターZ』Credit.15
世の中の勉強とは、全て過去に証明されたもの。
しかし、知識だけでは答えが出ないと気づくには、一度過去を学ん
でみないと分からない。
by 神城圭介 •道塾高校•投資部主将(『インベスターZ』Credit.13
)
TTPにおける日本の聖域5項目とは、「麦」「甘味資源作物(砂
糖)」「牛肉・豚肉」「乳製品」「米」。
現在の実行関税率
米 778%
バター 360%
砂糖 328%
小麦 252%
牛肉 38.5%
茶 17%
オレンジ(6月から11月に輸入) 16%
オレンジ(12月から5月に輸入) 32%
鶏肉 8.5%
いちご 6%
トマト 3%
きゅうり 3%
大豆 0%
日経平均株価は、東京証券取引所・第1部に上場している企業の株
のうち、225社を選んで15秒おきに平均の価格を出している。
ちなみに、この数値の計算を始めた時に上場企業は225社しかな
ったので、225社になっている。
通貨の取引では、実需(貿易取引、海外証券投資)に対して、投機
取引が市場全体の9割ほ占めるほどになっており、為替相場を動か
す要因になっている。
日本の借金は今後、消費税が10%になっても減ることはない。
これ以上、借金が増えない税収を試算すると、消費税を17%にし
なければならない。
ちなみに、OECDは日本に対して、消費税を20%まで引き上げ
るべきと勧告している。
かつて京都では、道路に面した部分の長さによって、税金の額が決
められていた。
そこで、京都では間口が狭く、奥行きの長い家が建てられた。
オスマントルコ帝国では、富裕層から税金を取ろうとして、「富裕
層は土地を持っている。土地には木が生えている。だから木に税金
をかけよう」と考えた。
すると、民衆は全て木を切ってしまった。
これが中東地域で砂漠化が進んだ大きな理由になっている。
税金が国の形を決めるのである。
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