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2014年9月6日土曜日

一般的な課金型広告で月10万円を稼ぐには、30万~50万ページビューが必要となる。

ちなみに、世の中に存在しているブログの8割以上が、月5000PV以下と言われている。
豊かな日本においては、人はそうそう簡単に死なない。

例えば、男性が40歳より前に死ぬ確率は0.7%、女性は0.5%。
しかも、このうちの大半が0歳時の死亡で占められている。
その後、死亡率はじわじわと上昇するが、死亡率が急上昇するのは75歳を超えてからである。

さらに女性の死亡率はなかなか上昇せず、80歳を過ぎてからようやく顕著に高くなる。

殆ど死なない日本人のほぼ全員から生命保険料を徴収しているので、生命保険会社は儲かるのである。
昭和30年代に松下電器産業に投資をして増資分も全て引き受けていたら、40年間で2000倍になっていた。

また、アメリカのNASDAQに上場したばかりのIntelを買って、保有し続けていれば、20年で2000倍になった。
アップルの創業者、スティーブ・ジョブズは、元々は反体制のヒッピーで、ヤクもガンガンやっていた。

そして、彼の最初のビジネスは、電話を不正にタダで利用できるマシンの開発・販売だった。

ベジタリアンだった彼は、風呂に入らなくても体が汚れるはずはないと頑なにしんじており、あまりの体臭に周りが指摘しても、それを認めなかった。

彼が、アップルを追い出された時、半年間、家に籠りっきりで、朝から晩までボブ・ディランを大音響で聞いていた。
かつて霞が関の内情を暴露してベスセラーとなった『お役所の掟』の著者、宮本正於氏は、厚生省の医系技官だった。

もともと裕福な家庭で育ち、日大医学部を卒業後、アメリカに留学して医者をしていたキャリアを持ち主だった宮本氏が、日本的ムラ社会の中枢である霞が関に迷い込んでしまったのだから、大変である。

ことある毎に役所で衝突し、最後は懲戒免職になったしまった。
その顛末を記したのが『お役所の掟』である。

6兆円を超える資産を持つビル・ゲイツが、ポケットに入っているはずなのに見つからない1ドルの割引券を探すために、何分もほかの客ほカウンターで待たせた話は有名である。

お金持ちは、自分が必要ないと思ったモノへの出費には、絶対に首を縦に振らないのである。

お金持ちは気前よく食事代を出してくれるが、一緒に食事をした相手にがっかりしたら、二度と食事を共にすることはない。
クレデイ・スイスの2012年の世界富裕層ランキングによると100万ドル以上の純資産を持つ富裕層は、日本に360万人も存在し、前年より8万3000人も増えている。

増加した最大の理由は円高であり、同レポートもドル換算で比較されている。
日本円はドルに対して、30年間で3倍に上昇したことを考慮すると、日本人の資産額がドル建てで膨れ上がっている事が理解できる
作家はよく自殺をするが、本当に文学的な理由で自殺する人は稀であるという。

殆どは、自分の作品が売れなくなり、最後は働かねばならないのではないか、という事に対する恐怖で自殺に追い込まれる。

司馬遼太郎によると、芥川龍之介も例外ではなく、自殺の原因とされている「ぼんやりとした不安」というのは、「当時、急激に社会に広まりつつあった共産主義のことを指している」という。

芥川は天才であったが故に、新しい時代が始まることを敏感に察知し、その時代において、自分が取り残されるかもしれないと悟ったのだという。
江戸時代には、東京は江戸城よりも東側しか発展しておらず、高台の多い西側は「田舎」とされていた。

現在の麻布にも武家屋敷はあったが、それらは郊外の別邸として設けられた下屋敷だった。

明治に入り、移動に自動車が使用されるようになり、東京の高台の多い西側が急速に発展し、高級住宅地が造成されるようになった。

国会議事堂や首相官邸は山のてっぺんに位置し、東京大学は本郷の高台、陸軍(現在の防衛省)は市ヶ谷の山に陣取っている。

高台の中で、明治時代の政府施設が作られずに残った場所が、高級住宅街となっている。
日本には150万人(円安で180万人から30万人減ったと言われる)の金融資産100万ドル以上の富裕層がいるが、その資産の多くは、土地に偏っているという特徴がある。

また、本来は庶民だったのに、高度成長で都内で所有する自宅の土地が値上がりした事で資産家になったケースが多い。
階級制度が色濃く残るイギリスでは、労働者階級と資産家階級では、英語の発音まで異なる。

それほど高い階級の出身ではなかったマーガレット・サッチャーは、自分で家庭教師を付けて、発音を矯正した。