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2014年9月6日土曜日

江戸時代には、東京は江戸城よりも東側しか発展しておらず、高台の多い西側は「田舎」とされていた。

現在の麻布にも武家屋敷はあったが、それらは郊外の別邸として設けられた下屋敷だった。

明治に入り、移動に自動車が使用されるようになり、東京の高台の多い西側が急速に発展し、高級住宅地が造成されるようになった。

国会議事堂や首相官邸は山のてっぺんに位置し、東京大学は本郷の高台、陸軍(現在の防衛省)は市ヶ谷の山に陣取っている。

高台の中で、明治時代の政府施設が作られずに残った場所が、高級住宅街となっている。

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