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2013年12月6日金曜日

『中核派VS革マル』で、お互いがいかにして敵に見えてくるのか、その仕掛けが明らかにされている。

中核派にとって、革命はすぐ先にあり、今ここで革命的な行動をする事が重要である。

しかし、革マル派にとって近未来的に革命が起きることはない。従って当面、革命党の認識を強化することが重要になる。
革命の可能性が無いのに過激な行動をすることは、権力の弾圧を招くだけなので有害と考える。

だから中核派には、革マルが権力と迎合していて、反革命そのものに見える。
一方、革マルの方から中核派を見ると、革命、内乱を訴えることは権力の弾圧を呼び込むだけなので、危険な挑発者以外のなにものでもないという事になる。


『中核VS革マル』 (講談社文庫)
立花隆さんの蔵書は7~8万冊。毎月の書籍代は10数万円。
医学書や理系の専門書を大量に買う時は月に50万円使うこともある。高くない本だと、一度に両手に持てる重さの限界が、3~4万円なので毎週1回買い出しをする。

佐藤優さんの蔵書は1万5千冊。毎月の書籍代は20万円。