プーチン大統領にとって極めて都合の悪いことがアメリカで起こった。
ロシア国営企業の不正を告白した弁護士が、拘束中に暴行を受けて死亡した事件である。
ロシア国営企業の不正を告白した弁護士が、拘束中に暴行を受けて死亡した事件である。
これを重大視したオバマ大統領が、ロシアで人権侵害にかかわっつた人間に対し、資産凍結等の制裁を科す「マグニツキー法」を2012年に整理させてしまったのである。
これにより、アメリカにおける自分の資産が動かせなくなったプーチン大統領は、何とかマグニツキー法を廃案に追い込むべく、2016年の米大統領選前に、極秘裏にアメリカに2万人の特殊工作員を送り込んだという。
このうちの何人かが、密かにトランプ陣営に潜り込んだのである。
このうちの何人かが、密かにトランプ陣営に潜り込んだのである。
工作員らは、マグニツキー法廃案と引き換えに、ヒラリー・クリントン陣営に対してサイバー攻撃を仕掛けるなどの不当な工作を引き受けたと言われている。
今後、捜査が進み、トランプ・ジュニアや娘婿のジャレット・クシュナーが黒となると、トランプ大統領への弾劾訴追は免れないため、政権を投げ出す可能性は高い。
結局、トランプ大統領にとって、大統領という仕事はファミリービジネスでしかなく、アメリカ大統領を務めたという事実をファミリーの歴史に書き込むことが最大の重要事項なのであり、既に実現してしまったのである。