資本とは何か。ピケティは「資産」と「資本」をほぼ同じ意味で使用しており、所有する不動産も金融資産も全て資本になると言っている。
しかし、資本のカウント方法には注意が必要である。
資本は不動産などの実物資産と、株などの金融資産があるが、これらを全て足すと二重計上になってしまう。
資本は不動産などの実物資産と、株などの金融資産があるが、これらを全て足すと二重計上になってしまう。
不動産を買うために銀行から借りた借入金は、自分にとっては「負債」となるが、銀行にとっては貸付金という「金融資産」となる。
つまり、自分が購入した不動産という(実物)資産であると共に、銀行にとっては貸付金という(金融)資産となり、両方を足すと二重計算になってしまう。
つまり、自分が購入した不動産という(実物)資産であると共に、銀行にとっては貸付金という(金融)資産となり、両方を足すと二重計算になってしまう。
一つの実物資産が、一方では同じ額の金融資産としてカウントされているのだから、その分を省かねばならないのである。
基本的には実物資産だけカウントすればいい事になる。
基本的には実物資産だけカウントすればいい事になる。