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2015年6月18日木曜日

『21世紀の資本』の中で、「産業革命以来のインフレ」という1700年から2012年までのフランス、ドイツ、アメリカ、イギリス各国のインフレ率の推移が示されている。
1870年までは0%かそれ以下となっているが、20世紀前半に急激に上昇している。
これは第一次世界大戦前までの金本位制を廃止したことが、原因だった。
欧米では第一次世界大戦(1914~1918年)から第二次世界大戦(1939年~1945年)後にかけて、急激なインフレが起こったのである。
つまり、戦費捻出のために金本位制を廃止し、カネを大量に刷った結果、インフレを招いたのである。

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