Amazon

2018年5月27日日曜日

かつてゴールドマンサックスが得意としていたディストレストアセットという手法がある。
経営が行き詰った倒産間近の会社を破格の安さで買取るのだが、買われた側は破格とはいえ、それで十分助かる。
買った側は会社をさっさと潰して、会社が持っている土地、デスク、椅子、照明、灰皿、建物を解体した時に出てくる木材、タイル、ドアノブ、窓などを小分けにして売ってしまう。
その売上が、倒産寸前の会社の購入費用を上回れば小商いの成立という訳である。
会社を会社のまま売ろうととしても、買い手はつかないが、パーツにバラす面倒な作業を加える事で、マネタイズが可能になる。