中国共産党には、大きく3つの派閥がある。
習近平派の太子党、胡錦濤派の共青団(共産党青年団)、江沢民派の上海閥。
近年は、前主席の胡錦濤の力が落ち、胡錦濤の前の主席だった江沢民の力も落ちている。
近年は、前主席の胡錦濤の力が落ち、胡錦濤の前の主席だった江沢民の力も落ちている。
習近平は2016年10月に、中国共産党内で別格の指導者である「核心」に位置づけられた。
これは習近平が胡錦濤や江沢民とは異なり、特別であることを示す。
これは習近平が胡錦濤や江沢民とは異なり、特別であることを示す。
国家主席の任期は憲法で2期10年と定めれているが、残りの1期5年で習近平が権力を手放すかは懐疑的である。
2017年10月24日に終わった中国共産党大会で、習近平総書記は「党の中心」として再認識されただけでなく、党規約ではマルクス・レーニン主義や毛沢東思想や鄧小平理論と並んで、「習近平による新時代の中国の特色である社会主義思想が指導思想として明記され、ますます個人独裁色を強めることとなった。
また、新たに選ばれた最高指導部7人の中には次世代を代表する人物が誰も入らなかった。
つまり、習近平は5年後の党大会以降においても自分が最高権力者に留まる意志を示したことになる。
また、新たに選ばれた最高指導部7人の中には次世代を代表する人物が誰も入らなかった。
つまり、習近平は5年後の党大会以降においても自分が最高権力者に留まる意志を示したことになる。