Amazon

2013年6月29日土曜日

戦略論の10学派

1.デザイン学派:コンセプト構想プロセスとしての戦略形成
 ケネス・アンドルーズ
 →ポーター以前のハーバー大学グループ

2.プランニング学派:形式的策定プロセスとしての戦略形成
 イゴール・アンゾフ
 →戦略計画モデルを提唱

3.ポジショニング学派:分析プロセスとしての戦略形成
 マイケル・ポーター
 →古くは孫子やクラウゼヴィッツも含まれる

4.アントレプレナー学派:ビジョン創造プロセスとしての戦略形成
 ウォレン・ベニス
 →ビジョンに基づくリーダーシップ

5.コグニティブ学派:認知プロセスとしての戦略形成
 ハーバート・サイモン
 →企業家の心の中を分析して戦略のプロセスを解明

6.ラーニング学派:創発的学習プロセスとしての戦略形成
 ヘンリー・ミンツバーグ
 →計画的戦略に加えて創発的戦略の重要性を説く

7.パワー学派:交渉プロセスとしての戦略形成
 ジェフリー・フェファー
 →政治や権力のパワーを重視

8.カルチャー学派:集合的プロセスとしての戦略形成
 ジェイ・バーニー
 →組織文化や組織風土から発生する組織能力を重視

9.エンバイロメント学派:環境への反応プロセスとしての戦略形成
 マイケル・ハナン、ジョン・フリーマン
 →組織的エコロジー

10.コンフィギュレーション学派:変革プロセスとしての戦略形成
 マギル大学グループ
 →マギル大学を中心としたグループ
『ザ・ゴール』がアメリカで出版されたのは1984年。
この本が日本で出版されたのは、17年後の2001年だった。

日本人にこの本のTOC(Theory of Constraints:制的理論、システムの制約条件を見つけ出し、それを継続的に改善する理論)を教えると、貿易摩擦が再燃するという著者の懸念から、日本での翻訳を見合わせたという。

『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』
メキシコの「コロナ・ビール」は、ライムを搾って瓶に詰め込み、ラッパ飲みする。

そもそも、このビールにライムを入れて飲むのは古くからメキシコに伝わる伝統的な飲み方でもなんでもない。

この習慣は1981年、あるレストランのバーテンダーがコロナ・ビールの瓶に切ったライムを詰め込んで、この飲み方を他の客も真似するかどうか、仲間と賭けをしたことがその始まりだった。

したがって、コロナ・ビール独特の飲み方は、まだ30年ほどの歴史しかない。