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2015年2月22日日曜日

人は弱いから群れるんじゃなくて、群れるから弱いんだ。
by 竹中労 (よろず評判家)
分譲マンションの値引き広告キーワード
「家具付きモデルルーム販売」
→モデルルームとして使用した住居は他の物件と同額では悪いので家具を付ける、と言うのがディベロッパーの実質値引きの言い分である。
「◯◯万円相当のオプションプレゼントキャンペーン」
→売り側にとっては、オプションを付けるのも物件価格を値引きするのも同じなので、実質的に値引きに応じる。
「新価格発表」
→二重価格は禁止されているが、新価格の方が相場とマーケットは認識する。
「新価格発表」は完全に値引きの言い換えである。
分譲マンション購入の際に大幅な値引きを勝ち取るのに、1年で一番いい時期がある。
それは2月の最終日曜日と3月期の第一日曜日。
理由は、売買契約の住宅ローン契約を同時並行で進めるため、住宅ローン手続きを考慮すると、この日程が、3月末に引き渡しが可能となるギリギリのタイミングになるからである。
分譲マンションの3月入居開始物件はリスクが高い。
マンションディベロッパーの決算は3月期が多いので、分譲マンションの引き渡し開始時期は3月が圧倒的に多い、
3月入居開始物件だけで4割を占める年もある。
3月入居開始のマンションが多いということは、その前の同時期に竣工する現場が多いということになる。
その結果、3月引き渡しで売上計上できるように事業計画を立て、工期が本来必要な期間より短い物件が出てくる事になる。
つまり、公共工事増加による職人不足等が無くても3入居開始物件は、突貫工事にならざるを得ない現場が必然的に発生する。
JPX400の登場で、株式市場で自己資本利益率(ROE)が脚光を浴びている。
ROEとは、1株あたりの利益を1株あたりの株主資本(自己資本)で割った数字のことで、企業の収益性を示す指標である。
しかし、ROEは借入を増やすことで、意図的に高めることができる。
つまり、ROEは「財務レバレッジを高めることを正当化する指標」と言える。