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2018年6月22日金曜日

確定申告が期限より遅れたり、確定申告の内容に誤りがあったり、確定申告の作成過程で不正を行ったりすると課せられるペナルティを、加算税という。
財務省によると、加算税は申告納税制度の定着と発展を図るため、申告義務が適正に履行されない場合に課されるもので、一種の行政制裁的な性格を有するとされている。
加算税には4種類ある。
1.過少申告加算税 最大15%
確定申告や帳簿書類が誤っていた場合
2.重加算税 最大50%
確定申告や帳簿書類に仮装・隠蔽があった場合
3.無申告加算税 最大20%
確定申告の期限を過ぎた場合
4.不納付加算税 最大10%
源泉徴収した所得税の納付期限を過ぎた場合
また、確定申告が遅れた、税務調査によって払うべき税金が増えた場合には、利息がかかるが、これを延滞税金といい、最大年利は14.6%となる。
日本では国に納める国税が24種類、他方自治体に納める地方税が約25種類ある。
ちなみに、江戸時代には約1500種類の税金があったという。
福沢諭吉は『学問のすすめ』で、「税金とは国と国民との約束である」と言っている。
日本では、年収1000万円以上の人は労働者全体の4%で、彼らが納めた所得税は日本の所得税の約半分になっている。