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2014年8月14日木曜日

アントニオ猪木が、これまでの戦いの中で最も怖かった相手は、マクガイヤー・ブラザーズだったそうだ。

マクガイヤー・ブラザーズは体重が三百何十キロあって一人で歩けない。
それが兄弟で合わせて六百数十キロあった。

自分で歩けないから、バイクでリングのそばまで来て、6人くらいに支えられてリングに上がるが、太りすぎているので技も何もない

相手が倒れたら三百何十キロの体重で、上から覆いかぶさるだけで、技とは言えない技を持っていた。

ただ圧死を待つような危険技で、実際にこの技で日本側レスラーは何人も気絶していた。
圧力で呼吸ができなくなり酸欠になって落ちて、担架でリング外へ運ばれていく。

あと、タイガー・ジェット・シンも怖かったそうだ。
猪木にプロレスで負けると、頭にきてサーベルを持って駅で待ち伏せしていた。
ロシア利権で、ひと儲けてしていた日本海側出身の政治家がいた。
商材は日本製の使用期限が3か月切ったコンドームだった。

日本では使用期限が3か月を切ったコンドームは売っていない。
ちなみに食品は賞味期限まで1か月を切るとバッタものになる。

ロシアには賞味期限も使用期限もないので、それを持ってきて日本製品のスーパーマーケットを作って定価で販売している。

資生堂の化粧品は良く売れる。
口紅とか、前年のモデルは3割で仕入れられる。
近代経済学には貨幣論はない。
強いて言えば貨幣はありてあるものという神様のような位置づけになっている。

マルクス経済学の貨幣論は優れている。
『資本論』の第一巻でマルクスは「貨幣数量説は通用しない」と言っている。

貨幣数量説に基づくと、貨幣の供給量を増やせば物価が上がることになる。
だからインフレターゲット論者は、インフレを起こせると貨幣数量説で考える。

マルクスの時代の議論でも、貨幣数量説は通用しないとなったのは、要するに貨幣があれば何でも買える。
商品があっても貨幣が手に入るという保証はない。
例えば、いくら本を刷っても売れない時はあるが、カネがあれば商品を買うことができる。

だから貨幣が、物神性を持ってしまい、守銭奴という現象が出てくる。
来年2%物価が上がるという合理的計算からすれば、今すぐカネを使ってくれればよいのだが、「来年物価が上がるんだったら、生活が厳しくなるかもしれないから、とりあえず何でも買えるカネを握っておこう」と思う人達が出てくる。
そうなるとお金は使われずにしまい込まれて、塩漬けにしておく奴が出てくる。

マルクスは、そこに目をつけて貨幣数量説は成立しないと結論づけた。

貨幣そのものがフィクションであり、人間と人間の関係が貨幣に物象化しているのである。
攻撃は最大の防御である。

帝国海軍で最後まで戦った駆逐艦「雪風」は、とにかくものすごい勢いで、機関銃と大砲を撃ちまくって防御した。

アメリカの爆撃機や雷撃機にしてみると、近寄っても鬱陶しいだけで駆逐艦を沈めても評価ポイントは低いので、雪風を避けて他の艦に向かっていった。

雪風は大和について沖縄に向かったが、最後までやられなかった。

『雪風ハ沈マズ』―強運駆逐艦栄光の生涯 (光人社NF文庫)

安田財閥の創業者である安田善次郎は、ある日、丁稚たちに底の抜けた桶を渡して、「井戸から水を汲め」と言った。

丁稚の連中が「できません」と言った。

すると善次郎は自らやってみせると、濡れた底抜けの桶から一滴、二滴と雫がたれる。
それで何時間もかかって水を別の桶一杯に汲み、「カネはこうやって貯めるんだ」と言った。
近代経済学者でマルクスの『資本論』を読んでいる人は殆どいない中、竹中平蔵氏は、間違いなくきちんとマルクスを読んでいる。

竹中氏が書いた本には、マルクス経済学、それも宇野経済学を読んでいないと出てこない「労働力商品化の論理」がしっかりと押さえられている。

特に「価値の源泉は全て労働である」というマルクス経済学の「労働価値説」を理解し、人間から搾り取る人材派遣業が一番堅い儲け方ができるという事を納得しているので、株とかFX等のマネーゲームをやらずに、パソナの会長をやっている。
労働力商品の転売をする人材派遣会社を経営することで、どれだけきちんと利潤が得られるかを分かっている。

ちなみに、年末に国外脱出して住民税を節税する点では、本質において国家を信用していないアナーキスティックなところがある。
外務省の官僚は、財務官僚について「所詮は東大法学部出の超学校秀才でしかない」とバカにしている。

外務省には、昔から受験に学歴要件がない。
その理由は、昔はハーバード大学卒とかケンブリッジ大学卒の帰国子女というのは、日本の学歴では無学歴扱いだったので、そういう大使の子弟でも外務省に入れるように学歴条項を外しているのである。

ちなみに、東京大学で一番難しいのは、実は法学部ではなく、教養学部教養学科の国際関係論コースで、異常に内部進学点が高い。
共産党はもともと護憲ではない。

共産党は、1条から8条の改正で共和制にして、日本を人民共和国にしようと考えていた。
そして、自衛のための軍隊は必要という立場だった。
夏目漱石は年を取ってから作家になった為、作家活動期間は十数年しかなかった。
若い頃は『倫敦塔』など、難解な評論ばかり書いていたので全く売れなかった。

『吾輩は猫である』を出版する時に、広告のキャッチコピーまで自分で作り、「猫の広告文」というのがある。
猫の広告文