テクニカル分析は、企業の事業内容や財務状況、経営計画などとは全く無関係に、ただチャートの動きのみによって将来の株価を予測する投資手法で、熱烈な信者が存在する。
しかし、アメリカで1920年代から保存さらているニューヨーク市場の株価データを使って、ありとあらゆるテクニカル指標が、コンピュータで解析され、ほぼ全てのケースにおいて、テクニカル分析に従って売買を繰り返すよりも、単に株を買って保有するだけの長期投資な方が有利だという事が、証明されている。
テクニカル売買は、手数料分だけ確実に長期投資に負けてしまうのである。