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2013年11月2日土曜日

学力低下が世界的な問題となっている中、フィンランドの学力は急に向上している。

フィンランドでは、40年程前から教育制度改革が始まり、国の政策で、今では小中学校の教員は全員、修士号の取得が義務付けられている。

つまり、学校教師を医師や弁護士と同じ社会的地位に引き上げてしまった。

フィンランドには、通知表とか成績評価というものは無く、子供がどこまで習得しているかというのは、教師の責任でやらせているので、数学の試験も世界のトップレベルに上がった。

十数年かけて教育における構造改革を成功させた。
『国家の罠』中に、外務事務次官が「日本人の実質識字率は5%だから、新聞は影響力を持たない。ワイドショーと週刊誌の中吊り広告で物事は動いていく」と語ったとある。

『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』 (新潮文庫)
カルタの「犬も歩けば棒にあたる」には2通りの意味がある。

「犬も歩いていれば電信柱などにぶつかる」という解釈が一般的だが、本来は「犬が歩いていると棒で殴ってくる人がいる」という意味だった。

昔は狂犬病にかかった犬に噛まれたら大変なので、野良犬を棒で追い払っていた。
だから、昔のカルタには、犬が棒で追われて逃げている絵が描かれている。
「就活自殺」が急増している。
警視庁が「就活失敗」が原因・動機となっているとした20代の自殺者数は2007年の60人から2012年は149人と、5年間で2.5倍になった。

自殺未遂は、通常は実際に無くなる人数の10倍いると言われるので、その前提だと毎年1500人もの20代が「就活失敗」を理由に自殺を試みている可能性がある。