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2017年11月26日日曜日

朝鮮戦争は、休戦について合意したのみで、国際法的には戦争状態が続いている。
1953年7月27日に、北緯38度線近くの板門店で、北朝鮮、中国両軍と国連軍(実質的には米軍)との間で休戦協定が締結され、3年間にわたる朝鮮戦争は戦闘行為を停止することになった。
韓国の李承晩大統領は、この休戦協定を不服として調印式に参加せず、この協定に署名していない。
従って、国際法的に韓国は休戦協定の当事国ではない。
カトリック教会の最高責任者は、ローマ教皇である。
日本の報道では、ローマ教皇とローマ法王という表記が混在している。
これに関して、日本のカトリック中央協議会は、日本の司教団は1981年2月のヨハネ・パウロ2世の来日を機会に、「ローマ教皇」に統一することになった。
そもそも法王とは、仏法の王や宗主を示す仏教用語なので、ローマ教皇を表す言葉として不適切である。
日本の一部の保守派が持っている中国脅威論が沖縄では希薄であるという。
日本と米国は沖縄で戦闘行為を行い、沖縄人を殺害した事実がある。
太平洋戦争だけではなく、1609年の薩摩・島津軍の琉球入りを沖縄では「琉日戦争」と表現する有識者もいるという。
これまで島津軍侵攻は、「琉球征伐」「琉球入り」と称され、日本の全国統一の一環だという意見まであるが、この事件は軍事力によって強制的に他の独立国家を征服した「侵略」「侵攻」であることは明白であり、現在の研究ではそのように認知されている。
日本と比較して、中国は沖縄を侵攻したことが一度もない。
沖縄の領域で、中国の国家行為によって殺害されたり、傷つけられたりした沖縄人は一人もいないのである。
この歴史の記憶は重要であり、今も残っている。