2013年8月の科学雑誌「サイエンス」に「知能テストの結果と収入の多寡には明確な相関関係がある」という論文が掲載された。
論文の内容は、インドのサトウキビ農家とアメリカ人ボランティアを対象に、収入が増えた時と減った時の2回のタイミングで知能テストを行うとうものだった。
そして、収入が多い時は知能テストの点数は良く、収入が少ない時は知能テストの点数は悪い、という実験結果となった。
そして、収入が多い時は知能テストの点数は良く、収入が少ない時は知能テストの点数は悪い、という実験結果となった。
つまり、収入が増えれば知能が高まり、収入が減れば知能は下がるのである。
ここで言う「知能」とは、いわゆる学力というよりも、認知、記憶、予測、判断を始め、仮説を組み立てる力、人間の知的活動全般の土台となる能力のことである。
そして、その知能の高さは常に一定ではなく、どんなに知的な人でも、状況によって、その知能が下がってしまうことがあり、その大きな要因の一つが「収入が減ること」だという。
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