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2014年12月6日土曜日

ビル・ゲイツの個人ファンドからの資金で開発が進められている原子炉プロジェクトがある。
開発しているのは「テラパワー」という会社で、安全な次世代原発を目指している。
「進行波炉(TWR:トラベリング・ウェブ・リアクター)」という新しい原子炉で、「劣化ウラン」というウランの濃縮過程で生じる廃棄物を使った増殖炉の一種である。
劣化ウランは、ウランのゴミなので、含まれるウランの濃度が低く、連鎖的に核分裂が起こる臨界に達しないので、安全性は高い。
最長で100年間、燃料交換なしで運動可能とされている。
小型と言っても10~100万キロワット、それなりの規模であるが、原子炉出力が小さいので安全性は高い。

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